ミニ・レビュー
10ccのデビュー作は、ニール・セダカをサポートした経験も影響し、アメリカン・オールディーズをコンセプトにした快作となった。でも彼らの持ち味であるキッチュさも既に全開。また職人音楽集団らしく、いきなり(1)(2)といった大ヒットを生み出したのはさすがだ。
ガイドコメント
イギリス出身のロック・バンド、10ccが73年に発表したデビュー作。全米1位の「ラバー・バレッツ」、全米2位の「ドンナ」といったヒット曲を収録。ポップとアヴァンギャルドのバランスが絶妙。
収録曲
01RUBBER BULLETS
02DONNA
03JOHNNY,DON'T DO IT
04SAND IN MY FACE
05SPEED KILLS
06THE DEAN AND I
07SHIPS DON'T DISAPPEAR IN THE NIGHT (DO THEY?)
08THE HOSPITAL SONG
09FRESH AIR FOR MY MOMMA
10HEADLINE HUSTLER
11HOT SUN ROCK
124% OF SOMETHING
13WATERFALL