ミニ・レビュー
伝説のロックンロール・バンド、キャロルのベスト。音の方は、あらためていうまでもなく、聴けばわかる名曲ばかり。リアル・タイムで彼らの姿を見られなかったファンには、写真満載のブックレットと、動く姿を収めた2曲入りのDVDが貴重な存在。シビれるはず。
ガイドコメント
矢沢永吉デビュー30周年記念盤。72年のデビューから75年の解散に至るまでキャロルが残したシングル10枚のAB面を収録。また初回盤には当時の映像で作られた初のPV、秘蔵写真も収録。
収録曲
[Disc 1]
01ファンキー・モンキー・ベイビー
キャロル最大のヒット曲で、軽快なロックンロール・ナンバー。今では珍しくもない、英語と日本語を混ぜた歌詞だが、当時は多くのリスナーに衝撃を与えた。日本のロック史を語る上でもエポック・メイキングな一曲。
02ルイジアンナ
03二人だけ
04やりきれない気持
05涙のテディ・ボーイ
06GOOD OLD ROCK'N'ROLL
キャロルのスタンスをそのまま表わしたかのようなオールディーズ・ナンバーのカヴァー。単純明快なロックンロール調に惑わされがちだが、実は各人の演奏技術も高い水準を持っており、凡百なカヴァーとは一線を画する出来映え。
07憎いあの娘
08ハニー・エンジェル
09カモン・ベイビー
10ヘイ・タクシー
11愛の叫び
12夏の終り
13ミスター・ギブソン
140時5分の最終列車
15彼女は彼のもの
16CAROL (子供達に夢を)
17レディ・セブンティーン
18ズッコケ娘
19番格ロックのテーマ
20恋の救急車
21コーヒー・ショップの女の娘
22ラスト・チャンス
23ホープ
24甘い日々
25緊急電話
[Disc 2]〈DVD〉
01ファンキー・モンキー・ベイビー (PV)
02ルイジアンナ (TVK「ヤングインパルス」74年より)