クーラ・シェイカー / ザ・ベスト・オブ・クーラ・シェイカー [CD+DVD] [限定]

はてなブックマークに追加
クーラ・シェイカー / ザ・ベスト・オブ・クーラ・シェイカー [CD+DVD] [限定]
CD
ミニ・レビュー
90年後半にサイケで抹香な香りとともに現れ、優れた2枚のアルバムの残し解散したバンドのベスト。諸事情からお蔵入りしていたボブ・ディランのカヴァー(14)や、さりげなく新ヴァージョンな(1)(13)など、マニア向けの音源も用意。さらに最後の最後にも謎の音源が……。
ガイドコメント
99年に惜しまれつつ解散したUKロック・バンド、クーラ・シェイカーのベスト盤。日本盤の限定仕様のみ、彼らの全ビデオ・クリップを収録したスペシャルDVD付きなので、ファンは要チェックだ。
チャート
  • TOWER RECORDS 渋谷 アルバム総合
    14位 (2003/3/3)  ⇒  22位 (3/9)
  • TOWER RECORDS 新宿 アルバム総合
    13位 (2003/3/3)  ⇒  18位 (3/9)
  • TOWER RECORDS ロック&ポップス アルバム
    3位 (2003/3/3)  ⇒  8位 (3/9)
収録曲
[Disc 1]〈CD〉
01サウンド・オブ・ドラムス
02イントゥ・ザ・ディープ
1960年代ロック原理主義的な楽曲が多いデビュー作『K』の中で、1970年代ロック、それもプログレッシヴ・ロック的なエッセンスを感じさせてくれるのがこの曲。ゆるめのグルーヴに乗せ、精神の解放をうながす詞が紡がれる。
03グレイトフル・ホエン・ユーアー・デッド/ジェリー・ワズ・ゼア
04108バトルス (オフ・ザ・マインド)
05スタート・オール・オーヴァー
異国情緒が色濃く漂う彼らの他の曲と比べると個性の点では弱いが、メロディの魅力では引けを取らない。彼らにしては珍しいくらいに正面から失恋が歌われているうえ、ブルージィな曲調も新鮮に感じられる。
06ヘイ・デュード
1960年代ロックの旨味をベースにしたサウンドに、ぷんぷんと漂うインドの芳香。彼らのイギリス、日本での成功を決定づけた問答無用のグルーヴ突出ナンバー。呪文のような歌詞の一節は、ガンジーの言葉がヒントになった。
07ドロップ・イン・ザ・シー
グルーヴィなサウンドで突き進む一方で、アコースティック・サウンド主体のフォーキーな楽曲も得意だったりする彼ら。サイモン&ガーファンクルを思わせるムードの穏やかなこの曲で、彼らのそんな魅力が浮き彫りに。
08シャワー・ユア・ラヴ
09ハッシュ
ディープ・パープルのカヴァーで知られるジョー・サウス作の名曲。ドラッグを女性に見たてて欲する歌詞の偽装ラブ・ソングを、彼らはジミ・ヘンドリックス風味を加えたグルーヴィなアート・ロックへと無邪気に改装した。
10タットヴァ
11303
ひたすら車(設定がベンツであるところにクーラらしさが!?)を走らせる歌詞そのままの疾走ナンバー。コーラス・ワークやワウを効かせたギターなど、1960〜70年代ロックのエッセンスを無邪気に消化した小技の連続攻撃が光る。
12ライト・オブ・ザ・デイ
男クリスピアン、あるいはロック・スターの嘆きか、弱々しい独白が綴られた歌詞同様に、曲調ももの悲しく痛ましげなアコースティック・ナンバー。が、歌詞に光が射し始める後半には、楽曲にも力強さがみなぎっていく。
13ミスティカル・マシン・ガン
14やせっぽちのバラッド
15ダンス・イン・ユア・シャドウ
ベスト盤に収録されたことで多少なりとも再評価されるようになった陰の名曲。アコースティック・サウンドを軸に、ベースやオルガンで太めのグルーヴ感を加え、インド的な空気をたっぷりと注入した彼らお得意の曲調だ。
16ゴヴィンダ
[Disc 2]〈DVD〉
01グレイトフル・ホエン・ユーアー・デッド
02タットヴァ
03ヘイ・デュード
1960年代ロックの旨味をベースにしたサウンドに、ぷんぷんと漂うインドの芳香。彼らのイギリス、日本での成功を決定づけた問答無用のグルーヴ突出ナンバー。呪文のような歌詞の一節は、ガンジーの言葉がヒントになった。
04ギヴィンダ
05ハッシュ
ディープ・パープルのカヴァーで知られるジョー・サウス作の名曲。ドラッグを女性に見たてて欲する歌詞の偽装ラブ・ソングを、彼らはジミ・ヘンドリックス風味を加えたグルーヴィなアート・ロックへと無邪気に改装した。
06ミスティカル・マシン・ガン
07シャワー・ユア・ラヴ
アーティスト
  • クーラ・シェイカー
    英・ロンドン出身のロック・バンド。メンバーはクリスピアン・ミルズ(vo,g)、アロンザ・ベヴァン(b)、ポール・ウィンターハート(ds)、ハリー・ブロードベント(key)の4名で構成。バンド名は9世紀インド皇帝の名に由来し、インド音楽をブレ……
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015