ミニ・レビュー
映画、もしくはそれに関連する作品を集めたアルバム。それこそ手垢のつきまくっているバーバーやマーラーがこんなにも新鮮に聴こえる。ほかの作品でも集中力の非常に高い緻密な演奏を聴かせてくれる。ブルネロの指揮者としての実力をひしひしと感じさせてくれる。
ガイドコメント
現代最高のチェリストの1人、マリオ・ブルネロの指揮デビュー・アルバム。室内オケ、オーケストラ・ダルキ・イタリアーナを指揮して、クラシック系の映画音楽を聴かせる。
収録曲
01弦楽のためのアダージョop.11 (バーバー)
02ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのノスタルジア〜アンドレイ・タルコフスキーの追憶に (武満徹)
03トリスティング・フィールズ (ナイマン)
04弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」 (ヤナーチェク)
05交響曲第5番 嬰ハ短調〜第4楽章 アダージェット (マーラー)
演奏
マリオ・ブルネロ指揮 オーケストラ・ダルキ・イタリアーナ