ミニ・レビュー
大ヒットを飛ばした卒業式ソングのカヴァーなど、インディーズ時代のナンバーをニュー・テイク&新曲をまぜこぜにした、ファーストにしてベスト・アルバム。ツイン・ヴォーカルを立てているところが、まず勝因。肉声が打ち出す躍動や熱が、彼らの直情ロックを盛り上げている。
ガイドコメント
「贈る言葉」が大ヒットを記録し、現在大注目のFLOWが放つメジャー第1弾アルバム。インディーズ時代の曲の再録から新曲まで、これまでの活動の集大成といえるナンバーが詰め込まれている。
収録曲
01SUNSHINE60
間奏のスクラッチとギターの掛け合いが気持ちいいサマー・チューン。サビ部分の高音で繰り返されるギターのリフが、夏休み後半の哀愁を感じさせ、切ない気分に誘引。
02Everything all right
03メロス
自然に首を縦に振ってしまいそうなゆったりしたビートと、わくわくするようなスネア、思わず笑顔になってしまいそうなメロディが印象的。ところどころにちりばめられたハンドクラップがピースフルな青春ソング。
04日々道々
05海へ行こう
ハワイアンなギターのリフが心地いいイントロから、軽やかに刻まれるスカ・アレンジへ。海や仲間、ハイビスカスに潮風と夏にまつわるフレーズを想起させる元気なナンバー。
06Go Places
07プラネットウォーク
08サニーサイドサーキット
09Like a Rolling Snow
10僕に捧げるバラード
アコースティック・ギターとブルースハープで始まるこの曲は、未来を見据えるというより過去を見つめたバラード。力の抜けたラップと、切なくも力強く歌い上げられるサビがしっとりと落ち着いたバランスで心地いい。
11Who Needs Baby
12贈る言葉 (album version)