ガイドコメント
結成25周年を記念して、坂本龍一の選曲・監修・全曲解説・リマスタリングによる、YMOの究極の2枚組ベスト。発掘不可能といわれた未発表音源2曲をはじめ、レア音源が満載。
収録曲
[Disc 1]
01コンピューター・ゲーム“サーカスのテーマ”
02ファイアークラッカー
03東風
細野晴臣の新バンドとしての色が濃い1stアルバムに収録された、坂本の持ち味といえるアジア的な情緒に満ちた曲。エキゾティックな雰囲気とシンセサイザーが混ざり合い、不思議な世界を生みだしている。
04中国女
05テクノポリス
“TOKIO!”というフレーズから始まる、まさにテクノ・ポップのイメージを決定づけたといっても過言ではない楽曲。キラキラとしたシンセサイザー中心の曲構成は、他のどこの都市でも成し得ない、東京的な空気に満ちている。
06インソムニア
07ライディーン
テクノ・ポップのサウンドを小学生にまで広めた、彼らの代表曲。黒澤明の時代劇をモチーフに作られたという、分かりやすいメロディと疾走感に満ちた構成は今なお新鮮に響く。
08ビハインド・ザ・マスク
1979年に発売された彼らの代表作『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』に収録。無機質だが、どこか暖かみのあるシンセサイザーの音がやさしく響く。後にエリック・クラプトンもカヴァーするなど、海外でも人気の高い曲だ。
09ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
10ラジオ・ジャンク
11JINGLE“Y.M.O.”
12ナイス・エイジ
13タイトゥン・アップ
14ジ・エンド・オブ・エイジア
15シチズンズ・オブ・サイエンス
16開け心-磁性紀-
[Disc 2]
01キュー
02バレエ
03ユーティー
04灰色の段階
05体操
06恋人よ我に帰れ
07君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-
以前から歌謡曲の仕事が多かったメンバー自らがアイドルと化して作られたテクノ歌謡。それまでのイメージを覆す爽やかでポップなサウンドは、夏の日の避暑地でのバカンスを思わせる。
08カオス・パニック
09音楽
10ロータス・ラヴ
11邂逅
12過激な淑女
13ザ・マッドメン
14以心電信
15パースペクティヴ
16エム・ジュウロク
17ポケットが虹でいっぱい
18ビハインド・ザ・マスク (SEIKO QUARTZ「品質のブランド」CM Version)