ガイドコメント
99年1stシングル「Lunatic Gate」から最新曲まで、計16枚のシングルA面曲を収めたベスト盤。初音源化となるインディーズ時代の「Legend of〜」をボーナス収録。さらに『another singles』が同時発売。
ガイドコメント
99年1stシングル「Lunatic Gate」から最新曲まで、計16枚のシングルA面曲を収めたベスト盤。初音源化となるインディーズ時代の「Legend of〜」をボーナス収録。
収録曲
[Disc 1]
01RED ZONE
閃光のように放つコーラスやきらびやかなキーボードなど、サウンド全体で“限界”の感情を表わしているかのような、劇的な展開とアレンジが特徴。危険な場所に堕ちていくような感覚が、スリリングでもあり華麗でもある。
02Lunatic Gate
ヘヴィなギターとタイトなドラムとともに疾走していくハードなナンバー。妖しげな効果音が入り混じり、浮揚感漂うキーボードが絡んでくる。どこか空回り気味な歌声が、迷宮に迷い込んだ主人公の心境を思わせる。
03EDEN〜君がいない〜
雲を突き抜けていくようなサウンドと強弱のついた力強いメロディに、今はそばにいない君への想いを乗せて歌う。虹が見える“EDEN”も君がいなければ悲しいと歌い、爽やかなサウンドの中に切なさが光る。
04Heaven's Place (Single Edit from“D・N・A”)
粉雪が舞い降りてきそうなキラキラしたサウンドが、恋人同士の聖なる夜を思わせる。鐘の音が鳴り響き、なだらかなメロディで歌われる君への気持ちが、くすぐったくも可愛らしい。天にも昇る気持ちが伝わってくる。
05will〜地図にない場所〜
ゆっくりと時を刻んでいくような曲。レトロ風味が漂うガチャガチャした音作りが、平坦ではない道のりを思わせるが、同時に、優しさや温かさも感じさせる。ストリングスに煽られ、ドラマティックに盛り上がっていく。
06Mysterious
07Dry?
ジャズっぽいベース・ラインにスカっぽいギターを聴かせるアレンジに乗せて、軽快に切なく、過去をひきずった臆病な女性の心情を女言葉で歌う。きわどい歌詞とは裏腹に、主人公の渇いた心が浮き彫りになっていく。
08NEO VENUS
目まぐるしい展開ながら、ハイ・スピードで一気に駆け抜けていく演奏が心地良い。あなたへの確信に満ちた想いを高らかに歌い上げるサビとともに、風に乗って軽やかに空に舞い上がっていくような気持ちになる。
09seed
フラれた君の弱味につけこんで、野蛮に暴走していく主人公の心の動きを鳴らすように、エッジの効いたバンド・サウンドが加速していく。しかしサビでは、その“うしろめたさ”を突き抜けようと高らかに歌い上げる。
10シルビア
眩いばかりにきらめくギター・サウンドが高速で駆け抜けていき、プロポーズするときの高まっていく感情を歌う。心が晴れわたっていくようなヴォーカルとメロディ、高揚感たっぷりのアレンジに気持ちも高ぶる。
11feel the wind
風が吹き抜けていくような軽やかなストリングスの音色とともに、風通しの良い爽やかな演奏を聴かせる。終わった恋の想い出を胸にしまって、新しい一歩を踏み出す歌。英語で歌われるサビのフレーズが頭に残る。
12Shining ray
空に向かって駆け出したくなるような音構成で、夢や希望に満ちたポジティヴなパワーを感じる。若々しくエネルギッシュな歌声には、少年らしい冒険心も感じられ、視界が未来に向かって開けていくような心持ちになる。
13マリアの爪痕 (つめあと)
不穏なイントロから、流れるようなメロディと切れ味の良いギターを聴かせるドライヴ感のある曲。願いや祈りを捧げるようなサビのコーラスが印象的。“うたかたの恋”と“本当の愛”の間でもがく叫びにも聴こえる。
14霞 (かすみ)ゆく空背にして
一段一段階段を上がっていくように歌われるヴォーカルが力強い。春の訪れを待てずに、粉雪の中を走り出すような爽快さを感じさせる。“僕はもう振り返らない”と歌い、ただ一つの想いを胸に未来へ向かう情熱的な曲。
15Rainy〜愛の調べ〜 (Single Version)
ともに愛を育てた人に対して、最後に捧げる唄。ストリングスの調べに乗せて、ゆったりと優しく大切に歌われる。途中バックの演奏が消えア・カペラになり、再び演奏が鳴り、コーラスが重なっていく展開が美しい。
[Disc 2]
01餓えた太陽 (“SINGLES”MIX)
02Legend of〜