ミニ・レビュー
20世紀初頭に活躍したピエルネの代表作「シダリーズと牧羊神」。2幕3場のバレエ作品から前半の音楽を集めたのが第1組曲だ。これぞフランス近代音楽。デリケートな感性と彩り豊かな音色。こういう音楽を振らせると、マルティノンはほんとにすごかった。
ガイドコメント
フランス近代の作曲家、ピエルネの作品を名匠マルティノンの演奏で満喫する。フランスの名門レーベル、エラートの創立50周年を記念する《エラート・アニヴァーサリー50》の1枚。
収録曲
ピエルネ:
01「シダリーズと牧羊神」第1組曲
02ハープとオーケストラのための小協奏曲op.39
03牧歌風の主題によるディヴェルティスマンop.49
演奏
ジャン・マルティノン指揮 フランス国立放送管弦楽団 (2)リリー・ラスキーヌ(HP)