ミニ・レビュー
このごろはTVCFでもクラシックの使い方が上手になって、たんに“高級感”をイメージさせるだけでなくなってきたようだ。そんな雰囲気をうまくアルバムに取り込んで、本格的なクラシックを楽しみつつも、堅苦しくない仕上がりになった。車で聴くのにいい。
ガイドコメント
TOYOTA「WiSH」のCM“ひまわり篇”をリード・トラックにした、最強のクラシック・コンピレーション。車を運転しながら野外で聴くことを念頭に置いた新しい切り口の編集盤だ。
収録曲
01COLORS (Orchestra Version (宇多田ヒカル)
02ストレンジ・パラダイス (featuring:ボロディン「だったん人の踊り」)
03夜の踊り (原曲:ショパン「別れの曲」)
04ビジネス (クレイグ・アームストロング)
05ANOHITO NO WALTZ (マイケル・ナイマン)
06革命のエチュード (ショパン:練習曲第12番ハ短調“革命”) (ショパン)
07ノクターン第20番嬰ハ短調 (遺作) (ショパン)
08「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜間奏曲 (マスカーニ)
09サンダーバードのテーマ (バリー・グレイ)
10ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050 (バッハ)
11行進曲「威風堂々」第1番〜合唱付き (エルガー)
12交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30より (R.シュトラウス)
13世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」〜“おお運命よ” (オルフ)
14サラバンド (ピーターソン&ソルトー)
15リベルタンゴ (ピアソラ)
16スケーターズ・ワルツ (ワルトトイフェル)
17バッハ・ストリート・プレリュード (原曲:バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番」)