ミニ・レビュー
セルソ・フォンセカの音楽プロデュースのもと、リオで録音されたデビュー作。心地よい温度感のある声で、名曲の美しさを存分に引き出しているのが素晴らしい。色彩感豊かなアレンジもいい(1)、歌唱が澄みわたる空をイメージさせる(5)、哀感に満ちた(10)。聴きほれる。★
ガイドコメント
小野リサ以来の本格派日本人ボサ・ノヴァ・シンガーChieがついにデビュー。ブラジル音楽界の鬼才、アーティスト兼プロデューサーのセルソ・フォンセカが全面バック・アップした注目盤。
収録曲
01三月の雨
02マダムとの喧騒はなんのため?
03サムライ
04サンバ・イ・アモール (サンバと愛)
05トラヴェシーア
06ラデイラ・ダ・プレギッサ (面倒くささの坂道)
07コヒーダ・ヂ・ジャンガーダ
08クロス・トゥ・ユー
09ソウ・スア・サビアー (僕は君のサビア鳥)
10砂の岬
11ホマンシ・ラランジーニャ (小さなオレンジのロマンス)
12海のメストリ・サラ