ガイドコメント
POP/R&B界のスーパー・アイドルによる約2年ぶりの2nd。ブライアン・コックス、ウォーレン・キャンベルなどをプロデュースに迎え、クオリティの高いポップスが満載。初回盤はDVD付き。
収録曲
[Disc 1]
01DIP IT LOW
「THE ANSWER」でコラボし来日時にも客演したS-WORDを、お返しとばかりにフィーチャー。S-WORDは臆することなくいつも通りのしわがれたヴォイスでラップを披露。「音に酔いな」のフレーズも飛び出し、ミリアンとの相性の良さがうかがえるナンバーだ。
02L.O.V.E.
ウォーリン・キャンベルがソングライティングに参加した、レッド・ワンによるプロデュース作。80年代テイストのポップ・ディスコ・チューンで、情熱的だがやや抑え気味のヴォーカルによってアダルトな感覚がもたらされている。
03DOWN FOR YOU
効果的に配されたフルートとメリハリの効いたビートのアンサンブルが楽曲を小粋に彩る、コーリー・ルーニーとジョージ・ブルーノのプロデュースによるミディアム・ポップ・チューン。「あなたのために大人の女を演じているのよ」と歌うミリアンがキュート。
04SOMEDAY ONE DAY
ファットなベース・ラインに乗るキラキラとしたメロディがファンタジックな世界を創り出すミディアム・バラード。いつか運命の恋人が現れるようにと祈るピュアなヴォーカル、繊細なコーリー・ルーニーのプロデュースも見事。
05HIGHWAY
時に猛スピード、時にスロー・ダウン。カーブには注意しなきゃ……と、恋人の身体をハイウェイに見立てた詞が官能的なスロー・バラード。口元から漏れるようなセンシュアルなヴォーカル、ウォーリン・キャンベルによるムーディなサウンド・メイクが秀逸。
06I CAN BE THAT WOMAN
“愛し合いたいなら、その相手になってあげる”という挑発的な詞にノック・アウト間違いなしのダンサブル・チューン。マーク&ジェフ・テイラーのメトロフォニック・プロダクションによるシンセ使いのサウンドが高揚を誘う。吐息がかったセリフがセクシー。
07PENUT BUTTER & JELLY
イントロから飛ばしまくるレゲトン風のビートが身体の奥まで揺るがすダンスホール・チューン。“ピーナッツ・バターとトロトロのジャムのように溶けそう”というメイク・ラヴ的な隠喩で、攻撃的に誘惑するヴォーカルがなんとも官能的だ。
08HANDS ON ME
「ダウン・フォー・ユー」のコーリー・ルーニーとジョージ・ブルーノのコンビによる、フルートとハンド・クラップのアクセントが効果的なダンスホール・チューン。“優しく触れて欲しい”と詞に合わせて声色を変化させるヴォーカルは、セクシー&クール!
097 DAYS
アッシャーなどで知られるブライアン・マイケル・コックスが手掛けたマイナー調のダンサブル・ポップ・チューン。“1週間毎日、彼なしじゃいられない”という恋人への熱い想いを、澄んだヴォーカルでラヴリーに歌っている。
10OH DADDY
モブ・ディープのプロディジー「DIAMOND」を45回転早回しでサンプリングした、ブライアン・マイケル・コックスのプロデュースが光るミディアムR&B。離婚で父親が去った辛い実体験を、振り絞るように歌うミリアンの姿がいとおしく切ない。
11MISS YOU LIKE CRAZY
ニュージャックスウィング風のグルーヴィなサウンドと胸が焦がれるような情熱的なヴォーカルとがシンパシーを生むミディアムR&Bチューン。“あなたがそばにいないと寂しくてたまらない”という心情を見事に表現したメランコリックなメロディが秀逸。
12DIP IT LOW
「THE ANSWER」でコラボし来日時にも客演したS-WORDを、お返しとばかりにフィーチャー。S-WORDは臆することなくいつも通りのしわがれたヴォイスでラップを披露。「音に酔いな」のフレーズも飛び出し、ミリアンとの相性の良さがうかがえるナンバーだ。
13DIP IT LOW
オリエンタルなミディアム・チューンというオリジナルのイメージを一新させる、4つ打ちクラブ・スタイルのハウス・トラック。ヴォーカルを抑えてサンプリングするというダブ風サウンドがトランス状態を生む、約7分半のリミックス。
[Disc 2]〈DVD〉
01DIP IT LOW (video)
02Making of DIP IT LOW (video)
03Special interview