ミニ・レビュー
女性5人によるア・カペラ・グループの第5弾。彼女たちのアンサンブルの密度も高いが、プロデューサーも務める書上奈朋子の編曲が、新鮮だ。音の浮き上がらせ方や混ぜ方、音の強弱、クレッシェンドやデクレッシェンドなど実にうまい。奥行き感があって、気持ちがいい。
ガイドコメント
2001年のデビュー以来、5枚目となるアルバム。彼女たちの澄んだハーモニーと、プロデューサーを務める書上奈朋子の洒落たアレンジが魅力。
収録曲
01愛のロマンス (スペイン民謡)
02カノン (パッヘルベル)
03別れの曲 (ショパン)
04ロンドンデリーの歌 (アイルランド民謡)
05歌劇「ジャンニ・スキッキ」〜私のお父さん (プッチーニ)
06アヴェ・マリア (シューベルト)
07交響詩「わが祖国」〜モルダウ (スメタナ)
08トロイメライ (シューマン)
09我が母の教え給いし歌 (ドヴォルザーク)
10愛の歓び (マルティーニ)
11パラダイス (書上奈朋子)