ミニ・レビュー
マイケル・ブレッカーやマーク・ジョンソンが参加、オーケストラ添えというバックにふさわしいゴージャスな印象のボサ・ノヴァを聴かせる2004年作。英語とポルトガル語で歌う(5)の涼感がいい。自作の(9)における哀愁の表現も魅力的。ピアノの確かな腕前は(11)で披露。
ガイドコメント
87年の初リーダー作発表以降、リーダー作のすべてがジャズ・チャートのトップ10にランキングされている人気ヴォーカル/ピアニストのアルバム。気だるい雰囲気がたまらないスローなボッサ作品だ。
収録曲
01CALL ME
02BAUBLES, BANGLES AND BEADS
03PHOTOGRAPH "FOTOGRAFIA"
04MOVIN' ME TO
05ソー・ナイス
06THAT'S ALL
07TANGERINE
08DREAMER "VIVO SONHANDO"
09TIME ALONE
10DORALICE
11A HOUSE IS NOT A HOME
12TELL ME NO LIES
演奏
イリアーヌ(P,VO) オスカール・カストロ・ネヴィス(G) マーク・ジョンソン(B) パウロ・ブラガ(DS,PERC) マイケル・ブレッカー(TS,FL) ギレルメ・モンテイロ(G) マイク・マイニエリ(VIB)