ミニ・レビュー
精力的な活動をするLISAのすべてを感じられる2枚組。DISC-1はヒット・シングルをはじめ馴染み深いタイアップ曲を中心に、DISC-2は長渕剛の「とんぼ」などカヴァー曲を集めているといった構成。ダンス・ミュージックにとどまらず、広がりのある展開が魅力的だ。
ガイドコメント
CMタイアップがひっきりなしのLISA。2ndアルバムは、倖田來未&Heartsdalesと共演した「SWITCH」ほか、話題の楽曲が満載。カヴァー6曲収録のボーナス盤も嬉しい。
収録曲
[Disc 1]
01Opening act:The calling
02i am pop (feat.LISA LION)
03SWITCH (feat.倖田來未&Heartsdales)
倖田來未とHeartsdalesが参加した7thシングル。クールなバウンス・トラックを走る、抑え気味だが優しさあるLISAとホットな倖田のパラレルなヴォーカル・ラインを、ハーツ姉妹が絶妙なバランスで結ぶチューン。
04So Beautiful
05Remember me
06Peace in Love
Home Grownをフィーチャーした5thシングルは、ピースフルなダンスホール・レゲエ。ジャマイカを思い出させるようなレゲエ・サウンドと彼女のスウィートなヴォーカルが、いっそう幸福感を醸し出すラヴァー・ポップ・チューン。
07believe、believe
08GET REAL
09Interlude:How did it move you?
10永遠
11My Dearest
LISAのスウィートなハイトーン・ヴォーカルが輝く6thシングル。彼女の曲を多く手掛けている山木隆一郎の安定感あるアレンジで、柔らかくしっとりとした“聴かせる”ミディアム・チューンとして完成している。
12Gracias a Dios
13Gratilude:Ending act:Thank you
[Disc 2]
01午前3時のオプ (3.A.M.OP)
02LUCKY STAR (GTS+LISA)
03とんぼ (feat.HOME GROWN)
04Time After Time
05Why do fools fall in love
06I ONLY WANT TO BE WITH YOU
ベイ・シティ・ローラーズも歌っていたポップ・クラシックスをカヴァー。ナチュラルでキュートなヴォーカルとGTSの軽快で爽やかなアレンジで、オリジナルよりも元気のいいポップ・チューンに仕上げている。