ミニ・レビュー
ゴスの神様が放つ4年ぶりの13作目。激重音楽の芸術家ロス・ロビンソンのプロデューサー起用は一見意外だが、硬いギターの音が軋む混沌のなかでロバート・スミスの歌の奇矯さや突出性を際立たせる扇情サウンドに納得だ。“今”という時代とザ・キュアーの見事な融合だ。★
ガイドコメント
四半世紀以上にわたりUKロック界に君臨するキュアーが4年ぶりに発表したスタジオ・アルバム。長年のファンはもちろん、80年代サウンドに注目している若い世代も要チェックの1枚だ。
収録曲
01LOST
02LABYRINTH
03BEFORE THREE
04TRUTH GOODNESS AND BEAUTY
05THE END OF THE WORLD
06ANNIVERSARY
07US OR THEM
08FAKE
09ALT.END
10(I DON'T KNOW WHAT'S GOING) ON
11TAKING OFF
12NEVER
13THE PROMISE
14GOING NOWHERE