ミニ・レビュー
京都で結成された男女デュオの、初めてのフル・アルバム。自分たちの音楽の表現スタイルとして、ごく自然にアコースティックに辿り着いたと言えそうな、のびのびとしたサウンドが魅力。呼吸し歩く、生きている実感から生まれるビートが聴き手の心に訴える。
ガイドコメント
田村キョウコと砂田和俊によるユニット、サンタラの1stアルバムは、恋人に差し出す花束のような10篇の物語。アコースティック・グルーヴにリアルな言葉を乗せた独自のスタイルを聴かせる。
収録曲
01密会
02バニラ
砂田のアコースティック・ギターと、田村のブルースハープが切なく響き、ヒステリックな歌詞でありながら、優雅なけだるさを含んだ楽曲。2004年リリースの2ndアルバムに収録。
03独白
04ブラックワゴン
05街が死んだら
06しゃぼんのブルース
07うそつきレノン (album version)
08Big River
09charms
10鶏頭のブルース