ミニ・レビュー
颯爽と駆け抜けるスピードはそのままに、オクターヴ奏法で厚いギターの壁を打ち立てパワー・コードでぐいぐい押しまくる、ギター・ロックの“今”を背負う貫禄十分なアジカン・ナンバー。都会的な甘い味わいのカップリング曲に新境地の兆しが。
ガイドコメント
「サイレン」「ループ&ループ」に続くアジアン・カンフー・ジェネレーションの2004年第3弾シングル。ますます研ぎ澄まされたバンド・サウンドによる爆裂チューンが夏を駆け抜ける!
収録曲
01リライト
2ndアルバム『ソルファ』からのシングル曲。疾走感あふれるギターのリフで幕を開け、絶叫に近いヴォーカルが響いたかと思えば、妙に軽い香港映画のようなブリッジもありと、遊び心に富んだ余裕あふれる一曲。
02夕暮れの紅
誰しもが不安にかられながら、毎日を送っている。未来なき世界にあって、それでもほんの少しの希望を手がかりにいまを生きている。ささやかに人生を肯定する、孤高のアンセム・ソング。泣きのギターも聴きどころ。