ミニ・レビュー
60〜70年代に一世を風靡したコレギウム・アウレウムの代表盤。まるで18世紀の宮殿で演奏しているような豊かな響きで、管楽器をフィーチャーしたモーツァルトの室内楽が聴ける。ダインツァーのクラをはじめ名手の奏でる管の音色の何と素敵なこと。
ガイドコメント
DISC1のクラリネットとオーボエは、モーツァルト時代に製作された楽器を使用しており、当時の響きを実感できる。フルート四重奏曲ではバルトルド・クイケンがソロを担当、卓越した技巧が聴ける。
収録曲
[Disc 1]
01クラリネット五重奏曲イ長調KV.581
02オーボエ四重奏曲へ長調KV.370
03ホルン五重奏曲変ホ長調KV.407
[Disc 2]
01フルート四重奏曲第1番ニ長調KV.285
02フルート四重奏曲第2番ト長調KV.285a
03フルート四重奏曲第3番ハ長調KV.285b (Anh.171)
04フルート四重奏曲第4番イ長調KV.298
05ファゴットとチェロのためのソナタ変ロ長調KV.292
録音
[1] [2] (5)76.1 [2] (1)〜(4)75.11