ガイドコメント
レコード会社の枠を越えたベスト盤。デビュー・シングル「NG」から東芝EMI移籍第1弾シングル「優しい歌が歌えない」まで、すべてのシングル31曲を完全網羅した永久保存盤だ。
収録曲
[Disc 1]
01NG
02ANSWER
03どんなときも。
マッキーのブレイクとなった91年6月発売の3rdシングル。映画『就職戦線異状なし』や92年春の高校野球入場行進曲に起用された。キーボードの広がりあるサウンドに乗せたキャッチーなメロディ、そして自分自身への応援歌のような歌詞に胸がキュンとなる。
04冬がはじまるよ
サッポロビール「冬物語」のCFソングで91年11月リリースの4thシングル。恋愛初期のドキドキ、ウキウキ感を詰め込んだ、キャッチーなポップ・ソングだ。キラキラするようなサウンドが雪景色をちょっと思わせる。
05もう恋なんてしない
TVドラマ『子供がねたあとで』の主題歌になった切ないポップ・ソングで92年5月発売の5thシングル。失恋ソングなのに、キャッチーなメロディや軽快なリズム、そして強がってるけどすごく優しい歌詞に、恋をした誰もが励まされる素敵な歌だ。
06北風〜君にとどきますように〜
07彼女の恋人
08No.1
09ズル休み
10雪に願いを
112つの願い
94年5月リリースの11thシングル。広がりのあるシンセサイザー・サウンドに、ちょっと切ないメロディを乗せた、ポップ・ソング。“ひとつしかかなわない〜”なんていう、奥の深い言葉がやっぱり切ない。
12SPY
TVドラマ『男嫌い』の主題歌で、ポップで切なくていい人な感じのマッキーにしては、ちょっと意外なまでにスリリングな展開が新鮮で気持ちいい。もちろん広がりあるシンセ・サウンド、切ないメロディは健在。94年8月の12thシングル。
13SECRET HEAVEN
14COWBOY
15どうしようもない僕に天使が降りてきた
96年9月発表の16thシングル。付き合い始めて1年になる恋人同士の、微妙な間柄を胸がキュンとなるような言葉で綴るマッキーらしいラヴ・ソング。アップテンポでキャッチーなナンバーだ。
16まだ生きてるよ
[Disc 2]
01素直
02モンタージュ
97年リリースの18thシングルは、切ないメロディに切ない恋心を乗せたアップ・テンポなナンバーで、恋愛超初期のもどかしい気持ちが胸にあふれてくる。TVドラマ『恋の片道切符』の主題歌。
03足音
04HAPPY DANCE
05STRIPE!
06Hungry Spider
99年6月リリースの22thシングル。渡部篤郎、桜井幸子主演のTVドラマ『ラビリンス』の主題歌で、大人の雰囲気漂うアレンジが、それまでのキャッチーなポップ・ソング路線とはまたちがう切なさを醸し出している。
07桃
前作から2年を経て2001年4月にリリースされた23thシングル。さまざまな苦労をしたマッキーならではの、奥の深い恋愛観が綴られたラヴ・ソングだ。ミディアム・テンポの優しいポップ・ソング。
08Are You OK?
2001年10月リリースの24thシングルは、スウィングするようなジャズ・テイストのポップ・ソング。弾むようなピアノ・サウンド、ビッグバンドを思わせるホーン・セクション……でも歌詞はちょっと切ないマッキーらしい曲だ。
09雨ニモ負ケズ
2002年5月リリースの25thシングルは、デジタルなサウンド、リズムを取り入れた、独特のナンバーだ。たたみかけるような歌詞がトーキング・ロックっぽくもあり、ちょっとかっこいい。
10花火の夜
2002年8月リリースの26thシングルは、ラテンなリズムにちょっとびっくりするような、でも夏にぴったりのスリリングなナンバー。優しいポップ・ソングが多いマッキーが見せた、セクシーな歌いっぷりが意外でよい。
11これはただの例え話じゃない
12Wow
2003年2月リリースの28thシングル。とてもキャッチーでポップな歌だが、ホーンやストリングスのアレンジがサウンドに広がりを持たせている。でもなんといっても、甘い歌詞に胸がいっぱいになる。
13君の名前を呼んだ後に
しっとりと聴かせるバラードで、2003年5月リリースの29thシングル。アコースティック・ギターの優しい響きも切ないナンバーで、サビ部分で聴かせてくれる広がりあるハーモニーがとても美しい。
14Good Morning!
2003年6月リリースの30thシングル。バック・ヴォーカルにK-1の角田信朗が参加したことも話題になったナンバー。80年代的なサウンドの中に、ソウルフルなテイストを盛り込んだアップ・テンポな曲だ。
15優しい歌が歌えない
2004年4月リリースの31thシングル。徐々に曲調を変化させてきた彼の、ピアノやストリングスを効果的に取り入れた、どっしりとしたミディアム・テンポのバラードだ。前に進むときに、励ましてもらうために聴きたくなるような曲。