ミニ・レビュー
21世紀のバレエ音楽の豊饒さを予感させるコステロの「夢」である。同作品はイタリアのバレエ・カンパニーの依頼を受けて書かれた3幕のバレエ音楽(全24曲)で、内容的には現代版「真夏の夜の夢」。ジャズやロックが混在する現代の縮図のような音楽だ。
ガイドコメント
パンク、ジャズからクラシックまで幅広い活動を展開しているエルヴィス・コステロが書いたバレエ音楽。シェイクスピアの「真夏の夜の夢」に触発された作品で、2002年にボローニャで初演された。
収録曲
●コステロ:イル・ソーニョ〜シェイクスピア原作「真夏の夜の夢」によるバレエ音楽
演奏
マイケル・ティルソン・トーマス指揮 ロンドン交響楽団 ピーター・アースキン(PERC) ジョン・ハール(SAX) クリス・ローレンス(B)