ミニ・レビュー
初めてピアノを廃した構成で、そこにヒップホップに精通した息子ケイシーのターンテーブルも導入するなど、進化し続ける彼の創造力が炸裂した傑作。ここに充満した有機的なパーカッシヴ・サウンドは“キュビズム・ファンク”と名付けられた。まさに言い得て妙だ。
ガイドコメント
孤高の酔いどれ詩人、トム・ウェイツ。ジャマイカやアフリカ、ラテンのリズムとメロディを取り入れたファンクなブルース・アルバムとなる本作は、ヴォイス・パーカッションが印象的な意欲作。
収録曲
01TOP OF THE HILL
02HOIST THAT RAG
03SINS OF MY FATHER
04SHAKE IT
05DON'T GO INTO THAT BURN
06HOWS IT GONNA END
07METROPOLITAN GLIDE
08DEAD AND LOVELY
09CIRCUS
10TRAMPLED ROSE
11GREEN GRASS
12BABY GONNA LEAVE ME
13CLANG BOOM STEAM
14MAKE IT RAIN
15DAY AFTER TOMORROW
16CHICK A BOON