ガイドコメント
ソロ・デビュー10周年という節目の年にリリースされる、約2年ぶりとなるオリジナル・アルバム。先行シングル「サウンド・オブ・ミュージック」「スカイウォーカー」「何と言う」を中心とした力作だ。
収録曲
01ライオンはトラより美しい
02何と言う
“君に会って何と言う、嬉しいですと言う”という当たり前の感情を飾らず、感傷に浸るわけでもなく、ストレートに表現している。“それでいいだろ、言葉なんか”というフレーズに民生の男としての魅力を感じる。
03スカイウォーカー
まさに空中を歩いているような、そんな浮遊感が心地好い名曲。日常のささやかな幸せがそのまま作品化されたような涼しげな趣は、猛暑はもちろんのこと、日常のストレスさえそっと取り除いてくれる。晴れた夏の日に聴きたい。
04線路は続かない
05アーリーサマー
06歯
07サプリメン
08プライマル
09サウンド・オブ・ミュージック
歳を経るごとにシンプルさを増してくる彼の楽曲を象徴した軽快ロックンロール・ナンバー。音楽の魅力を彼らしい言い回しでもって歌った歌詞が、手軽な違法コピーがあふれる世の中に物申しているようにも思えてくる。
10フェスティバル
11コアラの街
12青春