パール・ジャム / リアヴューミラー(グレイテスト・ヒッツ1991-2003) [紙ジャケット仕様] [2CD]

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パール・ジャム / リアヴューミラー(グレイテスト・ヒッツ1991-2003) [紙ジャケット仕様] [2CD]
CD
  • アーティスト:
  • 原題:
    REARVIEWMIRROR
  • ジャンル:
    海外ロック&ポップス
  • レーベル:
    EPIC
  • 規格品番:
    EICP-416〜7
  • 価格:
    3,960 円(税込)
  • 発売日:
  • 取り扱い店:
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ガイドコメント
パール・ジャム初のベスト・アルバムは2枚組。本来の意味での“パンク・スピリット”を持ち続ける偉大なロック・バンドである彼らの、不器用ながら正直なメッセージが凝縮された決定版だ。
ニュース
収録曲
[Disc 1]〈Up Side〉
01ONCE
デビュー作『TEN』の冒頭曲をベスト盤用にリミックス。連続殺人をほのめかす虚構と現実が曖昧になった詞世界を、激情ほとばしるバンド・サウンドと歌唱で描写。「Alive」「Footsteps」とともに3部作を形成する曲だ。
02ALIVE
92年1月発表のデビュー曲をベスト盤用にリミックス。「Once」「Footsteps」と三部作を成す曲で、歌詞には近親相姦が描かれている。終盤での長尺ギター・ソロは、ドアーズ「ファイヴ・トゥ・ワン」のソロから拝借。
03EVEN FLOW
アルバム『TEN』からシングル・カットされ、全英27位を記録した初期ヒット曲。アルバムとシングルでは冒頭のシャウトなどに微妙な違いが。終始小気味よく刻まれるリズムが、凡百のグランジ・ナンバーとは一線を画している。
04JEREMY
高校生ジェレミーの拳銃自殺を伝えた新聞記事に触発され書かれた曲。荒涼たるサウンドとソウルフルな歌唱が10代の荒廃した感情とシンクロ。彼らのキャリアを代表する1曲で、衝撃的な内容のクリップも当時話題となった。
05STATE OF LOVE AND TRUST
主人公のバンド仲間役でエディらも出演した映画『シングルス』(92年)のサントラへの提供曲。切れ味鋭くスピード感あるバンド・サウンドがたまらなく魅力的で、オリジナル・アルバム未収録ながらライヴでも大人気。
06ANIMAL
往年のブリティッシュ・ハード・ロックを思わせるリズミカルなギター・リフが印象的な、シンプルかつヘヴィなナンバー。歌詞からあふれ出ている怒りは、どうやら彼らを取り囲むメディアへと向けられているようだ。
07GO
アップ・テンポで攻撃的なグランジ・ナンバーは、ファンクもパンクも飲み込んだリズム隊の地味な高速プレイが圧巻。バンド側の意図によりカセット同封でシングル化されたため、チャートに売り上げが計上されなかった。
08DISSIDENT
スケールが大きく深みを増した曲調に、多くのファンがグランジ・ロック・バンドから正統派アメリカン・ロック・バンドへと見方を変えるに至ったメロディアス・ナンバー。土臭くエッジの立ったバンド・サウンドが魅力的。
09REARVIEWMIRROR
滑るようにテンポ・チェンジを行ないながら徐々にスピードを増すメロディアスなナンバー。過去を振り返ることと車の後方確認を重ね合わせた歌詞が哀切で、虫の羽音のような終盤のギター・リフもさりげなく魅力を補強している。
10SPIN THE BLACK CIRCLE
大のレコード至上主義者である彼らが演じるレコード賛歌。レコードの魅力が盲目的に描かれた歌詞を、パンキッシュに熱唱する様が秀逸。アナログ盤先行発売のシングルは、CD発売前にチャート・インを果たした。
11CORDUROY
“一対一”の対人関係を歌った「Nothingman」に対し、こちらでは“一対多”の世界を描写。名声獲得に伴う周囲の重圧からの解放や個人の自由が、変則的な曲構成で歌われている。ディープな味わいの王道ロック・ナンバーだ。
12NOT FOR YOU
“お前らのためじゃない”と連呼するサビは、出世後の彼らに群がった業界関係者への意趣返し。長いものに巻かれることへの拒絶を思わせる本曲の猛々しさは、彼らの生真面目で青臭い魅力そのものといえる。
13I GOT ID
彼らがクレイジー・ホース役を務めたニール・ヤング『ミラーボール』(95年)から派生した曲で、ギターをニールが担当。ニール・ヤング的パール・ジャムが楽しめるこの曲は、いまでは「I Got Shit」の呼称で知られる。
14HAIL HAIL
がさがさとした感触のルーズなロック・ナンバー。歌詞はラブ・ソングだがウェットなテイストはほぼ皆無。一体化しているようで微妙に足並みが揃わぬ風でもあるバンド・サウンドなど、非オーソドックスな作風が魅力的だ。
15DO THE EVOLUTION
戦争や差別の歴史を繰り返す人類を逆説的に皮肉り、偽善を偽悪的に描いたナンバー。歌詞の刺激性が、リフレインを強調したバンド・サウンドにより強化されている。ハーモニー・ワークなど、それまでの彼らにはない趣向にも注目だ。
16SAVE YOU
薬物依存を示唆した歌詞のパンキッシュなスピード・ナンバー。終盤でのパワフルな展開に、楽曲の魅力も比例して上昇。シングル化しておきながら、オンエア不可能な四文字言葉を平然と連発する歌詞はかなり挑戦的。
[Disc 2]〈Down Side〉
01BLACK
デビュー作『TEN』収録曲をベスト盤用にリミックス。彼らの曲では一、二を争う人気の優しく力強いバラード・ナンバー。シングル化を望むファンの声も多かったが、内容が個人的すぎる作品だとの理由から実現はせず。
02BREATH
主人公のバンド仲間役でエディらも出演した映画『シングルス』(92年)のサントラへの提供曲。デイヴ・アブラジーズ加入直後に録音された音源で、いい意味でもっさりとした雰囲気は、現在の彼らには出しえない魅力だ。
03DAUGHTER
学習障害児童や児童虐待をテーマにしたフォーキーなナンバー。エレクトリック&アコースティック・ギターを軸としたシンプルな曲構成で、バッキングに徹したアコギの旋律がそれとなくメロディの魅力を引き立てている。
04ELDERLY WOMAN BEHIND THE COUNTER IN A SMALL TOWN
希望すら抱けない小さな町での風景を通じ、閉塞したアメリカの日常を描いてみせるフォーク・バラード。翳った曲調は、エディのしわがれ声で聴くR.E.M.の曲のような趣だ。ライヴではファンが決まって合唱する人気曲。
05IMMORTALITY
ニール・ヤングを思わせるメランコリックなフォーク・ロック・ナンバー。作品の発表時期からしてカート・コバーンの死を連想せずにはおれない歌詞だが、あくまで自身の不安定な感情を描いた作品だと、エディは否定。
06BETTERMAN
静かな序盤から、やるせなくメロディアスな曲調へと転じる人気曲。エディの複雑な家庭事情を連想させる歌詞だが、彼曰く「ジェイムス・テイラーが作中で試みた、架空の人物の観点で物語を進める手法を採用した」そう。
07NOTHINGMAN
「Betterman」「Leatherman」とともに“男シリーズ”を形成する一曲。“何もない男”の人生を通じ、うまくいかない人間関係を描いた曲で、無常な内容の歌詞を同じくらい無常さを湛えたドライなサウンドで彩ってみせる。
08WHO YOU ARE
かつて共演したヌスラット・ファテ・アリ・ハーンからの影響か、民族音楽的アプローチが浮遊感を演出している実験的なナンバー。特に明記されていないが、『No Code』収録版とベスト盤収録版とでは歌詞の一節が異なる。
09OFF HE GOES
人生の途中で何度か再会を果たした友人を歌っているようで、その実、自分のもうひとつの人格を歌っているようでもある奇妙な味わいの歌詞。アコースティック・ギターによる弾き語りで、しみじみと物語が紡がれる。
10GIVE TO FLY
穏やかな序盤と激しいサビを対比させたメリハリある曲構成は、レッド・ツェッペリンの「カリフォルニア」をグランジ・ロック化したような趣。三人称の視点による歌詞には、ギリシャ神話のイカロスを連想させる物語性がある。
11WISHLIST
エディの尽きない願望を列挙した文字どおりの“ウィッシュリスト”。ブルース・スプリングスティーンにも似た素朴な歌唱とメロディで、中性子爆弾、船乗り、ブレーキペダルなど、彼の“なりたいもの”が次々に発表される。
12LAST KISS
フランク・ウィルソンのオールディーズ・ナンバー(1964年)のカヴァー。ファンクラブ会員に配布したクリスマス・シングルが、勝手にラジオ局でオンエアされ人気に着火。その後、正式にシングル化され、全米2位の大ヒットを記録した。
13NOTHING AS IT SEEMS
ベーシストのジェフ・アメンが作詞作曲を手がけた稀有な曲のひとつ。彼の幼少時代を舞台にした歌詞は、染色体などの描写からダウン症にも言及しているようだ。ギターが哀しげな音色を響かせる泣きメロ・ナンバー。
14LIGHT YEARS
若くして死去した親友への思いが痛切な筆致で綴られたメロディアスな鎮魂歌。彼らのライヴ中に9人のファンが圧死した痛ましい事故直後にリリースされたことから、その犠牲者への思いを歌った曲だとする解釈も。
15I AM MINE
彼らが珍しくPVを作った数少ない一曲。オレはオレ自身、人生とは自分のものだと、自身に言い聞かせ、そして他者を諭すように歌っている。シンプルなバラード・ナンバーだが、ワルツのようなリズムやオルガンは新味。
16MAN OF THE HOUR
パール・ジャム・ファンで知られるティム・バートンの要請に応え、彼の映画『ビッグ・フィッシュ』(2003年)に提供した前向きな雰囲気の曲。父子の断絶と和解を描いた映画の内容に、エディの物語性豊かな歌詞が合致している。
17YELLOW LEDBETTER
オリジナル・アルバム未収録ながらファン人気が高いブルージィなロッカ・バラード。マイク・マクレディが、ジミ・ヘンドリックス「リトル・ウィング」を思わせるリリカルなギター・プレイを展開。一世一代の好演だ。
仕様
紙ジャケット仕様
封入特典
  • かなり詳しいオフィシャル年表・解説・歌詞・対訳
アーティスト
  • パール・ジャム
    米・ワシントン州シアトル出身のロック・バンド。メンバーはジェフ・アメン、マット・キャメロン、ストーン・ゴッサード、マイク・マクレディ、エディ・ヴェダーの5名。1990年にムーキー・ブレイロックとして始動し、同年に現名義へ改名。翌年のデビュー……
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https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
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