ミニ・レビュー
アサド兄弟の目も眩むようなギター・デュオに、パスのヴァイオリン……独特のリズム感や艶っぽい音色が加わると、これはもう最高のエンタテインメント。ピアソラでは光と影が交錯し、チャップリンでは切ないメロディとリズムが変化する。すばらしいライヴだ。
ガイドコメント
世界最高のギター・デュオ、アサド兄弟によるラテン名曲集。全盛期のピアソラ五重奏団を支えた名匠スアレス・パスを迎え、ピアソラやジスモンチからチャップリンまでを演奏。実に楽しいアルバムに仕上がった。
収録曲
01カリオカの夜 (バンドリン)
02想いの届く日 (ガルデル)
03酔いどれたち (コビアン)
043人のためのミロンガ (ピアソラ)
05鮫 (ピアソラ)
06情熱の声で (ジスモンチ)
07カラテ (ジスモンテ)
08アウセンシャス (ピアソラ)
09レビラード (ピアソラ)
10ローザ (ピシンギーニャ)
11マヘッコ・ケー・アグア (ピシンギーニャ)
12メドレー:「黄金狂時代」〜「ライムライト」 (チャップリン)
演奏
セルジオ・アサド,オダイル・アサド(G) (2)(4)(5)(8)〜(12)フェルナンド・スアレス・パス(VN)