ミニ・レビュー
流麗なミディアム・テンポのメロディでしっとり始まったかと思うと、サビでは一気に開放的な広がりを見せる。MONDO GROSSOの大沢伸一プロデュースのマキシ・シングルは、ポップ・ソングとしてあらゆる意味で手堅い一枚。完成度、高いです。
ガイドコメント
MONDO GROSSOこと大沢伸一がその歌声に惚れ込んだ19歳の女性シンガー、信近エリのデビュー・シングル。生ピアノ、15人のオーケストラと打ち込みサウンドの融合が新鮮だ。
収録曲
01Lights
大沢伸一がその声に惚れ込みプロデュースを手掛けた、天性のヴォーカリストのデビュー作。打ち込みにピアノ、ストリングスといった生音が融合、静と動のコントラストを見事に描く。ダンス・ミュージックの新しい形がここにはある。
02I hear the music in my soul
フロアでの熱気を真空パックしたかのようにエキサイティングに展開する、必殺のハウス・トラック。タイトルをリピートする彼女のヴォーカルは、サウンドに真っ向から挑み、開放感に満ちあふれている。
03Lights (Acoustic)
ハウス・テイストを炸裂させたサビでの4ビーツで、一気に昇り詰めるダンス・チューン「Lights」が、全編アコースティック・サウンドに包まれている。流麗な生音の響きと表情豊かなヴォーカルが呼応し、描かれる世界は鮮やか。
04Lights (Karaoke)