ミニ・レビュー
ジミー・ロウルズやベニー・カーターらをバックに吹き込んだ、晩年の一枚。バラード中心の選曲&アレンジは全体的にはしんみり、しみじみ。タイトルのトーチング=心の痛手の通り、その波乱過ぎる人生を思い浮かべずにはいられない。
ガイドコメント
「ヴァーヴ誕生60周年 エッセンシャル&レア・コレクション」シリーズの一枚。ベニー・カーターら粋なサポート陣を従えてバラード中心の選曲で聴かせる、味わいの深い晩年の名唱集だ。
収録曲
01IT HAD TO BE YOU
02COME RAIN OR COME SHINE
03I DON'T WANT TO CRY ANYMORE
04GHOST OF A CHANCE
05A FINE ROMANCE
06GONE WITH THE WIND
07I GET A KICK OUT OF YOU
08ISN'T THIS A LOVELY DAY
演奏
ビリー・ホリデイ(VO) ハリー・エディソン(TP) ベニー・カーター(AS) ジミー・ロウルズ(P) バーニー・ケッセル(G) ジョン・シモンズ(B) ラリー・バンカー(DS)