ミニ・レビュー
シングル・ヒット(1)(4)(8)を含むオリジナル・アルバム。可愛らしい曲やクールなナンバーなどいろんな種類の曲を詰め込んでいるにも関わらず一つの作品としてまとまりを感じるのは、一つひとつの曲に彼女たち全員の個性がしっかりと発揮されているからだろう。
ガイドコメント
前作『No.5』以来、20ヵ月ぶりとなるモーニング娘。のオリジナル・アルバム。『ベスト!モーニング娘。 2』以降のシングル「浪漫〜MY DEAR BOY〜」などを中心に構成されている。
収録曲
01涙が止まらない放課後
別々の学校に通っているだけで“ロミオとジュリエット”に自らを置き換えてしまう、乙女チックな心情爆発の紺野メイン歌唱曲。松田聖子直系の王道アイドル・ポップス路線の楽曲を、篠崎正嗣ストリングス・カルテットがカラフルに装飾。
02すき焼き
03春の歌
04女子かしまし物語
メンバーの人となりを歌っているように思わせ、実際にはOLや女子高生の“あるある生態”を歌っているようで、やはりところどころにガチンコなメンバー批評が混在しているトリッキー&デンジャラスな曲。バックは全編極太のファンク。
05直感〜時として恋は〜
06独占欲
07レモン色とミルクティ
08浪漫〜MY DEAR BOY〜
バックに川添智久(リンドバーグ)、KONTA(バービーボーイズ)、土橋安騎夫(レベッカ)を擁した、80年代J-POPへのリスペクトあふれるビート・ナンバー。メロディだけ聴けば、今にも氷室京介or杏子が歌い出しそうな30代必聴曲。
09声
10HELP!!
11SHIP TO THE FUTURE
12女子かしまし物語2