ミニ・レビュー
ルアカ・ボップからノンサッチへ移籍しての第1作は、ポップと崇高さを併せ持つ充実作となった。特に“声”に重きを置いた音作りが印象的。やさしい歌声とストリングスで描かれるこのメロウな多国籍音楽は、彼の音楽的咀嚼行為の一つの大きな結果だ。ここから彼の音楽の旅は2周目に入ったといえよう。
ガイドコメント
トーキング・ヘッズのリーダーとして音楽シーンに確固たるポジションを築いている鬼才デイヴィッド・バーン。彼の現在を反映させ、シンガー・ソングライター的なアプローチを聴かせるアルバム。
収録曲
01GLASS, CONCRETE & STONE
02THE MAN WHO LOVED BEER
03AU FOND DU TEMPLE SAINT
04EMPIRE
05TINY APOCALYPSE
06SHE ONLY SLEEPS
07DIALOG BOX
08THE OTHER SIDE OF THIS LIFE
09WHY
10PIRATES
11CIVILIZATION
12ASTRONAUT
13GLAD
14幸福なある日
15LAZY