ミニ・レビュー
2004年7月7日に解散した彼らの、メンバー選曲・監修によるレーベル越境ベストの通常仕様盤。1曲目からしてアルバム初収録曲と、よりディープなファンにこそ訴求しそうなシブい構成。後期作品中心の選曲である難を差し引いてもファン必携である。
ガイドコメント
ザ・イエロー・モンキーが世に送り出したすべての楽曲の中から、メンバー自ら選曲した初のメンバー監修ベスト。過去に在籍した2つのレコード会社の壁を越えた最初で最後の究極アイテムだ。
収録曲
[Disc 1]
01NAI
02SPARK
03楽園
04TVのシンガー
05TACTICS
5thアルバム『Four Seasons』に収められたアッパーなロック・ナンバー。70年代のグラム・ロックを思わせるような、煌びやかなアレンジもはまっている。イエモンらしい一曲。
06球根
07BURN
08LOVE LOVE SHOW
09HOTEL宇宙船
10カナリヤ
11パール
12花吹雪
6thアルバム『SICKS』に収録。必ずしも明るくなりきれないメロディに、幸せになりきれない、だけどエロティックな歌詞がぴたりとはまる。セクシーなヴォーカルがたまらない。
13JAM
セクシーでアダルトでちょっと下世話なロックが得意だった彼らが、バラードも聴かせられる本格派バンドとして、人気を集めるようになった起点となる9thシングル(96年発表)。ロングセラーとなった。
14空の青と本当の気持ち
[Disc 2]
01LOVERS ON BACKSTREET
02夜明けのスキャット
03天国旅行
04創生児
05This Is For You
06嘆くなり我が夜のFantasy
07熱帯夜
08真珠色の革命時代 (Pearl Light Of Revolution) (Live Version)
09悲しきASIAN BOY
10SUCK OF LIFE (Album Version)
11Father
12人生の終わり (FOR GRANDMOTHER)
13SO YOUNG