ミニ・レビュー
ウィーン少年合唱団よりも長い歴史を持つ彼ら。プロの合唱団ではなく、全寮制で一般の学業と歌のレッスンをみっちりと行なうとか。“ハリポタ”がイメージの参考になるかもしれない。それはともかく、発声に無理がなく音程も確か。聴き応えのあるアルバムだ。
ガイドコメント
1441年設立というケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団の、少年部のみの初のアルバム。ここでは、ロマン派作曲家による、「神にささげる聖なる歌」の代表的楽曲を収録。清純なボーイ・ソプラノが美しい。
収録曲
01パニス・アンジェリクス (フランク)
02主をたのみて (メンデルスゾーン)
03聖歌四篇〜聖母マリア讃歌 (ヴェルディ)
04エリヤ〜眼をあげよ (メンデルスゾーン)
05主はわが牧者なり (グリーン)
06レクイエム〜ピエ・イエズ (フォーレ)
07復活祭の合唱〜アレルヤ (フランク)
08アヴェ・マリア (フォーレ)
09神はわが牧者 (シューベルト)
10高潔なる御方の御言葉より (アイアランド)
11私は少女を歌にする (ハドレー)
12「小ミサ曲」 (フォーレ)
13交響的カンツォーネ第3番op.85-3 (カルク=エラート)
演奏
スティーヴン・クレオベリー指揮 ケンブリッジ・キングス・カレッジ少年聖歌隊 (2)(7)ファーガス・ティルウェル,(6)(7)チャーリー・フィリップス,(7)サム・ランドマン(BOY-S) (1)(5)(7)(8)(11)(12)トム・ウィンペニー,(2)(6)(9)(10)(13)アシュレイ・グロート(OG) (13)コリーナ・ベルチャ(VN)