リサ・ローブ / ヴェリー・ベスト・オブ・リサ・ローブ

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リサ・ローブ / ヴェリー・ベスト・オブ・リサ・ローブ
CD
  • アーティスト:
  • 原題:
    THE VERY BEST OF LISA LOEB
  • ジャンル:
    海外ロック&ポップス
  • レーベル:
    ゲフィン
  • 規格品番:
    UICF-4001
  • 価格:
    2,669 円(税込)
  • 発売日:
  • 取り扱い店:
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ガイドコメント
眼鏡っ子好きにはたまらないシンガー・ソングライターのベスト。彼女の出世作である映画『リアリティ・バイツ』起用曲「ステイ」をはじめ、ナチュラルで心地好いアコースティック・サウンドが詰まっている。
収録曲
01I DO
リサらしい自然体なヴォーカルと爽やかなアコギが心地よく響くポップ・チューン。関係が悪化していく“あなた”への思いを綴っているが、実は当時のレコード会社への不信感や怒りをテーマにしているようだ。
02UNDERDOG
当時ボーイフレンドだったドゥイージル・ザッパ(フランク・ザッパの息子)との初共作。繰り返しの多いシンプルな歌詞だが、自らを“負け犬”と蔑むなど、なかなか辛らつ。イヤみのない歌声なので実にリアルに響く。
03LET'S FORGET ABOUT IT
2ndアルバム収録の良質ポップ・ナンバー。バックの男声コーラスは、当時のボーイフレンドであり共同プロデューサーでもあったホワン・パティーニョ。恋人との喧嘩をテーマにした歌で、女性らしい言い分が綴られている。
04HOW
ソフトなタッチのアコギで始まるミディアム・バラード。答えたくなくなるようなクダラナイ問いかけについて歌ったナンバーで、そのユニークな着眼点が実にリサらしい。映画『ツイスター』のための書き下ろし曲。
05FOOLS LIKE ME
4thアルバム『ザ・ウェイ・イット・リアリー・イズ』から唯一ベスト盤に収録された、ファンの人気が特に高いポップ・ナンバー。歯切れの良いアコギと打ち込みトラックの相性が抜群で、メロディも申し分なくキャッチー。
06FURIOUS ROSE
サントラのようなオーケストラで始まるミディアム・スロー・ナンバー。とある女性の深い精神性を題材にした文学的な歌で、リサのストーリー・テラーとしての魅力を堪能できる。オケを指揮しているのは実弟、ベン・ローブ。
07BRING ME UP
うまく感情を言葉にできない時の女性の思いを綴ったポップ・ロック曲。一筋縄ではいかないそのロジックが実に女性的で味わい深い。リサの落ち着いたヴォーカルとアコギの美しい音色がリラックスした雰囲気を醸し出している。
08SANDALWOOD
個の存在を尊重した恋愛観に基づくラヴ・ソング。ジェシー・ハリスの情感のこもったアコギをバックにした弾き語り風の演奏で、切実に歌い上げるリサのヴォーカルが引き立っている。タイトルは香りの良さで知られる木の名前。
09WAITING FOR WEDNESDAY
爽快ポップ・ロック・チューン。明るいサウンドに乗せて恋人に別れを伝える健気な女性の歌に感じられるが、リサ曰く実は“妊娠してないように祈っている”歌らしい。真意はどうあれ、良質なポップスであることは間違いない。
10STAY
リサ・ローブを一躍トップ・アーティストに仕立て上げた代表曲。ウィノナ・ライダー主演の青春映画『リアリティ・バイツ』の挿入歌に採用され、無名ながら全米No.1のヒットを記録。恋人との喧嘩について歌っている。
11TRUTHFULLY
運命の人に出会った時のようなトキメキを爽やかに歌い上げるポップ・ナンバー。タイトル名を繰り返す高音ヴォーカルと伸びやかなストリングスが、一点の曇りもない明るい未来を想像させる。映画のために書かれたが採用されなかった。
12TAFFY
リサ・ローブにしてはハードな仕上がりのロック・ナンバー。当時の彼女のバック・バンド、ナイン・ストーリーズとの一体感のあるアンサンブルと伸びやかで表情豊かなリサのヴォーカルが魅力。タフィとはお菓子の一種。
13ALL DAY
粋なカッティング・ギターで始まる16ビートのポップ・チューン。忙しすぎて大切なことを忘れている人への忠告とも受け取れるユニークな歌。映画『ラグラッツ・ムービー』への提供曲でオリジナル・アルバムには未収録。
14DO YOU SLEEP?
リサが学生時代に書いたという王道的アメリカン・ロック。前向きでない恋愛の歌で、2番サビ前の「他人のために自分自身を完全に捧げるなんて無理」というフレーズにすべてが集約されている。エンディングもどこか影を落とす。
15WE COULD STILL BELONG TOGETHER
「私たちは大丈夫、心配ない」という歌詞通りの前向きな恋愛ソングとも、またタイトルの“could”の解釈次第ではまったく逆のことを歌っているとも理解できる。リサの感情を抑えた低い歌声が魅力的な、軽快なポップ・ロック・ナンバー。
16WISHING HEART
多重録音による美しいハモリと穏やかなアコギが楽曲全体に透き通るような空気感を漂わせる16ビート・ポップ。ゴチャゴチャと悩みながらも、最終的に自分の心に正直になることが解決策だと見い出す、問答歌のような1曲。
17DANCE WITH THE ANGELS
リサ流ウェディング・ソング。大きな愛をもって見守るような視点の包容力のある歌詞が魅力。天使のささやきとも感じ取れる美しいバック・コーラスが純白なイメージをかき立てると同時に、“あなた”の未来を祝福する。
18SOMEONE YOU SOULD KNOW
「求めているものを、あなたはすでに持っている」と聴き手にポジティヴなメッセージを送るナンバー。リサのナチュラルな歌声とサビの分厚いコーラス・ワークが聴きどころ。安心して聴いていられる良質ポップ・ロックだ。
19ALONE
デビュー盤『テイルズ』収録のゆったりとしたロック・ナンバー。恋人と一緒にいない独りぼっちの時の寂しさを綴った歌。気心の知れたバック・バンド、ナイン・ストーリーズとのリラックスした演奏が心地よい。
20KOI NO ARASHI
海外アーティストによる竹内まりやのカヴァー・アルバムに提供された曲。企画モノなので普段のリサの楽曲とは趣が異なるが、彼女の自然体な魅力は堪能できる。2004年放映のTBS系ドラマ『バツ彼』の主題歌に起用された。
封入特典
  • 解説・歌詞・対訳
アーティスト
  • リサ・ローブ
    1968年3月11日米国テキサス州ダラス生まれ。女性シンガー・ソングライター。デビュー前の1994年に友人の俳優イーサン・ホークから、彼が出演する映画『リアリティ・バイツ』のサントラ用に曲提供を頼まれて作った「ステイ」が全米No.1を獲得。……
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