ミニ・レビュー
合衆国で今なお20世紀最大の歌姫と讃えられるプライス全盛期の歌唱。現代の耳で冷静に聴くと、音程の甘さや低音のヴィブラートが気になるが、SA-CD化により、劇場に凛と響いて聴衆の魂を震わせたという声のプレゼンスをスピーカーの奥に感じ取ることができる。
ガイドコメント
20世紀アメリカを代表するソプラノ、レオンタイン・プライス。ミラノ・スカラ座でデビューし、メトロポリタン歌劇場と契約した1960年に録音された記念碑的デビュー盤で、“ブルー・アルバム”という名で愛されている。
収録曲
ヴェルディ:
01歌劇「アイーダ」~勝ちて帰れ
02歌劇「アイーダ」~ここにラメダス様がおいでのはず/おおわが故郷
03歌劇「トロヴァトーレ」~何をぐずぐずしておいでなの?/穏やかな夜/この恋を語るすべもなく
04歌劇「トロヴァトーレ」~恋はばら色の翼に乗って
プッチーニ:
05歌劇「蝶々夫人」~ある晴れた日に
06歌劇「蝶々夫人」~かわいい坊や
07歌劇「つばめ」~ドレッタの素晴らしい夢
08歌劇「トスカ」~歌に生き、恋に生き
09歌劇「トゥーランドット」~おきき下さい、王子様
10歌劇「トゥーランドット」~氷のような姫君の心も
演奏
レオンタイン・プライス,(3)ラウラ・ロンディ(S) (1)(2)(5)~(10)オリヴィエロ・デ・ファブリツィイス,(3)(4)アルトゥーロ・バジーレ指揮 ローマ歌劇場管弦楽団
録音
(1)(2)(5)~(10)60.6 (3)(4)59.7