ミニ・レビュー
ゲオルギューのプッチーニ・アルバム。ミミとムゼッタ、トゥーランドットとリュウという対照的な性格の役柄にあっても、自らの個性を失わず、少しウェットな声で情感豊かに歌い上げるゲオルギューらしい歌唱を堪能できる。アラーニャもゲスト参加。
ガイドコメント
20世紀後半から21世紀にかけての代表的ソプラノ歌手、ゲオルギューの、得意とするプッチーニ。有名曲から「エドガール」など、コアなファンも満足させる選曲。ソプラノの魅力が堪能できるアルバム。
収録曲
プッチーニ:
01歌劇「蝶々夫人」第2幕〜ある晴れた日に/第3幕かわいい坊や
02歌劇「エドガール」第3幕〜さらば、愛しい人よ!/第3幕〜エドガールの村にて
03歌劇「つばめ」第1幕〜ドレッタの素晴らしい夢
04歌劇「ラ・ボエーム」第1幕〜私の名はミミ/第2幕〜私が街を歩けば/第3幕〜あなたの愛の呼ぶ声に
05歌劇「西部の娘」第1幕〜ソレダードにいた頃
06歌劇「マノン・レスコー」第2幕〜華やかに着飾っても/第4幕〜ひとり寂しくすてられて
07歌劇「修道女アンジェリカ」〜母もなく
08歌劇「ジャンニ・スキッキ」〜私のお父さん
09歌劇「妖精ヴィッリ」第1幕〜もしもあなたのようにちっちゃな花ならば
10歌劇「トゥーランドット」第1幕〜おききください、王子さま/第2幕〜氷のような姫君の心も/第2幕〜この宮殿の中で
11歌劇「トスカ」第2幕〜歌に生き、愛に生き
演奏
アンジェラ・ゲオルギュー(S) アントン・コッポラ指揮 ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
録音
(1)〜(17)2004.7 (18)2000.8