ミニ・レビュー
6枚目のアルバム。元気ではつらつとした楽曲あり、しっとりしたバラードあり、アコースティック・テイストの楽曲あり、ちょっとラテン・テイストの楽曲ありとバラエティに富んだ作品集。歌詞の内容は、基本的にポジティヴ。
ガイドコメント
「楽園」「For the future」のシングル曲を収録した6枚目となるオリジナル・アルバム。『Do The B-side』の初回盤だけに収録されていた「BE FREE」も収録されている。ライヴを意識した、ロック感あふれる1枚だ。
収録曲
01For the future
02Blue
03BE FREE
“ありのままの君”をテーマに、強さと優しさを感じさせる歌詞とメロディアスで跳ねたビートが印象的なポップ・チューン。力強い歌声はもちろん、緻密なギター・ワーク、アレンジなど聴きどころもたっぷり。
04楽園
05Ever...
エレピなどのキーボードが印象的な、穏やかなアレンジに、別々の道を歩きながらも、「愛の不変」を歌うメロディアスなバラード系ナンバー。気持ちを込めた伸びやかなヴォーカルでしっとりと聴ける一曲。
06one flesh
ギターのアルペジオをイントロにスタート、“My Friends”というフレーズを織り交ぜながら、歌われるハートウォーミングなナンバー。遠くても忘れない感謝の気持ちなど、人と人との触れあいの瞬間を切り取った歌。
07ROBOT
08夜鷹の夢
09Ultimate G.V
2005年2月発表のアルバム『NEED YOUR LOVE』より。“自分を信じよう”という前向きなスタンスをもった女性へのメッセージ・ソングで、爽快なポップ・ロック。ヴォーカルの伴都美子が自ら作詞を担当。
10Need your love
「僕等はなんてちっぽけな存在だろう」というフレーズで始まる、勇敢で誠実な愛を歌うミディアム・チューン。“祈り”を感じさせるストリングス、ベルなどが織り成す崇高なアレンジが印象的。作詞は大渡亮。
11菜ノ花畑
アルバム『NEED YOUR LOVE』のラスト・ナンバー。新たな生命を迎える夫婦の気持ちと“菜ノ花畑”のある風景をファンタジックに描くバラード。ピアノを中心に、サビに絡むサックスの音色など、D・A・Iの新境地ともいえそう。