ミニ・レビュー
1950年代にジョージ・シアリングのバンドで活躍したヴァイブ奏者リチャーズが67年に発表したリーダー作。当時のポップ・ヒット曲を5拍子・7拍子などの変拍子で演じているユニークな作品。変拍子ジャズの金字塔「テイク・ファイヴ」は逆に4ビートで演奏。珍盤かな。
ガイドコメント
奇才ヴィブラフォン奏者である彼が、ジャズからポップスのスタンダード曲に変拍子や効果音などのトリッキーなアレンジを施した67年のアルバム。聴けば聴くほど新たな発見のある聴き応え十分の作品。
収録曲
01GEORGY GIRL
02GIRL TALK
03CALL ME
04HERE
05THEME FROM "THE SAND PEBBLES" (AND WE WERE LOVERS)
06HAPPY TOGETHER
07SUNNY
08HOT FUDGE SUNDAE
09JIMMY
10HAVAH NAGILAH
11TAKE FIVE
12BLUES FOR HARI
演奏
エミール・リチャーズ(VIB,PERC) デイヴ・マッケイ(P,KEY) ジョン・モレル(G) チャック・ドマニコ(B) ジョー・ポルカーロ(DS) チノ・ヴァルデス(BONGO,CONGA)