ミニ・レビュー
コザック前田のソロ活動を経ての約2年ぶりの4作目。クレイジーキャッツの「ドント節」をアレンジした(5)や(8)からテーマを“無責任”としたのだろうが、無責任というより青臭く暑苦しい青春パンクなだけ。でもそれを全力でやれるのがガガガの良さだ。
ガイドコメント
アニメ『NARUTO』のエンディング曲「はじめて君としゃべった」ほかシングル3曲を含む2年ぶりのオリジナル・アルバム。恋愛の名曲の呼び声高い「私鉄沿線」や「新・ドント節」など、ガガガらしい個性的な楽曲満載だ。
収録曲
01祭りの準備
誰もが色めき立つ学園祭の準備。“祭よりもあの娘に会える時間が多い準備がメイン”というイナセな男心を、疾走するサウンドに乗せ叫びまくる。盛り上がりすぎて最後の方の語りは歌というより、もはやラップの域。
02ヘイミスターアンダーグラウンドマン
03私鉄沿線
04僕は君のおもかげを追っているんだろう
05新・ドント節
06はじめて君としゃべった
ガガガ史上最も聴きやすいピュアな恋のうたは、TVアニメ『NARUTO-ナルト-』のエンディング・テーマに起用され話題に。初めて好きな子としゃべって舞い上がるという純真さにあふれた清々しいナンバー。
07雨の日曜日
08神戸無責任時代
09忘れられない日々
10恋にいのちを
11祭りの本番