ミニ・レビュー
2001年、佐渡裕が名門スイス・ロマンド管を振ったライヴ。木管と弦によるチャーミングな掛け合いの一方で「タイボルトの死」では壮絶なアタックを聴かせる。オケの持つ繊細な色彩感と、佐渡らしい豪放な表現がぶつかり合う……そのスリリングさが面白い。
ガイドコメント
名門スイス・ロマンドを燃え上がらせたとして話題となったライヴ。豪快さと繊細さをあわせ持った佐渡裕が、スイス・ロマンドを見事にコントロールし、熱気あふれる演奏を繰りひろげている。
収録曲
プロコフィエフ:〈ロメオとジュリエット(第1組曲,第2組曲より抜粋)〉
01モンタギュー家とキャピュレット家
02少女ジュリエット
03マドリガル
04仮面舞踏会
05ロメオとジュリエット
06タイボルトの死
07別れの前のロメオとジュリエット
08ジュリエットの墓の前のロメオ