ミニ・レビュー
クーベリックはマーラー全集を完成したが、ブルックナーの録音は少ない。しかし、彼の本質により近いのは後者ではあるまいか。これはこの曲の代表盤。深い森の神秘と美しさを描いたような曲に、この端整でしっとりとしたオーケストラの響きはまったくふさわしい。
ガイドコメント
クーベリックのブルックナーの第1作。テンポはやや遅く表現自体はオーソドックスだが、渋いオケの音色はまさしくドイツの森という感じ。自然な広がりで奥行きがある録音も、この曲にふさわしい響きだ。
収録曲
●ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」 (ノヴァーク版、第2稿)
演奏
ラファエル・クーベリック指揮 バイエルン放送交響楽団