ミニ・レビュー
一瞬、テクノ系か? と見まがうジャケだが、音はジャズの過去と現在を映し出す内容。オーネットの3曲「ピース」「ホエン・ウィル〜」「ウナ・ムイ〜」をある意味で古典の現代的解釈と捉える一方で、実質的なリーダーであるレッドマンのペンによる「ライズ・アンド〜」は、展開と起伏に富んだ、非常に同時代感あふれるナンバー。
ガイドコメント
サックス奏者、ジョシュア・レッドマンが音楽ディレクターを勤めるSFJAZZの、ニュー・ユニット。オーネット・コールマンとジョン・コルトレーンに捧げられた2つのパートからなるライヴ録音作品。
収録曲
01LINGALA
02PEACE
03OF THIS DAY'S JOURNEY
04WHEN WILL THE BLUES LEAVE
05RISE AND FALL
06UNA MUY BONITA
07MARCH MADNESS
演奏
ジョシュア・レッドマン(TS,SS) ボビー・ハッチャーソン(VIB,MARIMBA) ニコラス・ペイトン(TP) ミゲル・ジーノン(AS,FL) ジョシュ・ローズマン(TB) リニー・ロスネス(P) ロバート・ハースト(B) ブライアン・ブレイド(DS)