ミニ・レビュー
印象的なメロディ使いと多彩なリズム・ワークの技は作品ごとにどんどん磨きこまれているが、常にサウンドの芯にヘヴィさとソリッドさを堅持しているところが彼らならではの魅力。シングル・ヒット曲(3)(11)(13)を含む貫禄の6作目。疾走しても重厚に攻めても美意識が崩れない。
ガイドコメント
ヒット・シングル3曲「Love is Here」「月光花」「ダイヤモンドヴァージン」を含むJanne Da Arcの6thアルバム。5人による最高のロック・サウンドが、停滞する日本の音楽シーンを揺るがす。
収録曲
01in silence
02ツメタイカゲロウ
03月光花
ストリングスの響きをフィーチャーしたドラマティックなバンド・サウンドに、叙情的なメロディが乗った、叶わない想いを歌った切ない曲。“月の欠片”や“時の砂”といった、おとぎ話に出てくるような言葉が印象的。
04D DROP
05HELL or HEAVEN〜愛しのPsycho Breaker〜
06仮面
07I'm so Happy
08WILD FANG
09easy funky crazy
10Mr.Trouble Maker
11Love is Here
眩しい光が差し込んできそうなサウンドとメロディに乗せて、傷を抱えたままの君の心に、想いよ届けとばかりに歌われる。サビのファルセットが気持ち良く、今にも君の心に手が届きそうだ。爽やかな切なさが光る曲。
12風にのって
13ダイヤモンドヴァージン