ミニ・レビュー
若尾はボストン響の準首席オーボエ奏者、カルテットはBPOのメンバーからなる。(1)の原曲はフルート、(3)はメンバーの一人が編曲したオーボエ六重奏版。いずれも管となんらかの関係があり、(1)と(3)は密接な関係を持つ。選曲、曲順共に洒落て、優れた演奏を聴かせている。★
ガイドコメント
ボストン響の若尾圭介とベルリン・フィルのメンバーによるモーツァルト。「グラン・パルティータ」は、メンバーのターリッツが、弦楽五重奏曲版にコントラバスを加え、六重奏として編曲し直したもの。
収録曲
モーツァルト:
01フルート四重奏曲ハ長調K.Anh.171 (285b) (オーボエ版)
02弦楽四重奏曲変ロ長調K.458「狩」
03セレナード第10番変ロ長調K.361「グラン・パルティータ」 (オーボエ+弦楽編曲版)
演奏
若尾圭介(OB) アマルコルド・クァルテット・ベルリン ヤーヌシュ・ヴィジク(CB)