エレクトリック・ライト・オーケストラ / ベリー・ベスト・オブ・ELO

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エレクトリック・ライト・オーケストラ / ベリー・ベスト・オブ・ELO
CD
ガイドコメント
その卓越したポップ・センスによって数多くのヒットを飛ばしてきたELOの究極のベスト・アルバム。ジェフ・リン本人の責任監修&リマスタリング盤だ。ドラマ『電車男』のオープニング曲「トワイライト」収録。
収録曲
01TWILIGHT
天翔けるシンセ・サウンドが縦横無尽にうねるファンタジックなポップ・ソング。魅力的な数種類のフックを惜しむことなく一曲に連結してみせた、山あり谷ありのドラマティックな曲展開。ドラマ『電車男』に使われ再び注目を浴びた。
02MR. BLUE SKY
「雨の日のコンチェルト」と題された組曲パートを締めくくる一曲。主人公の晴れ晴れと前向きな気分を象徴した曲調で、巧みなコーラス、美しく力強いクワイア、凝ったベース・ラインなど魅力が満載。全英6位、全米35位。
03EVIL WOMAN
R&Bやラテンの要素を自らのポップ・センスと融け合わせ、ELO独自の色彩として発色したグルーヴィな曲。歌詞の一節にビートルズ「フィクシング・ア・ホール」との相関関係を指摘する声も。全英・全米ともに10位を記録。
04DON'T BRING ME DOWN
ロックとクラシックの融合をテーマに掲げた彼らが、初めてストリングスを使わなかった転機曲。低音のリフを印象的に使ったラウドなロックンロール・スタイルは、その後の彼らの作風を代表するものに。全英3位、全米4位。
05SWEET TALKIN' WOMAN
“僕の可愛いひと”を失い、途方に暮れる男が主人公のラブ・ソング。哀しげなイントロからファンキーなポップ・ソングへと展開する緩急自在の完璧なアレンジ。声質の多彩なハーモニーも出色の出来だ。全英6位、全米17位。
06SHINE A LITTLE LOVE
大胆に取り入れたディスコ・サウンドに、流星のようなSE、跳ねるストリングス、ファルセット歌唱、必要以上に多様なギター・リフなどが絡まるバウンシーな曲。終盤での「E・L・O!!」のコーラスが楽しい。全英6位、全米8位。
07TURN TO STONE
鮮やかなシンセ・サウンドとストリングスが、往年のモータウン・ナンバーを思わせるリズムと躍動的に合致した完璧なアレンジ。中盤でのオペラ風の展開などハーモニーの魅力でも随所に楽しませてくれる。全英18位、全米13位。
08THE DIARY OF HORACE WIMP
若者が告白して結婚するまでを歌ったビートリッシュな曲。恋の進展を曜日別に描写する展開が面白いこの曲は、なぜだか土曜日が登場しない。のちにジェフ・リンにより明かされた理由はいかにも英国的で脱力。全英6位。
09CONFUSION
耳に残るシンセサイザー・サウンドを駆使し、ジェフ・リン流の“ウォール・オブ・サウンド”を築き上げた労作。米国ポップスへの深い愛情をメロディのみならず、ロイ・オービソン化した歌唱でも表現している。全英8位、全米37位。
10HOLD ON TIGHT
厚みのあるサウンドで展開する温故知新風のロックンロール・ナンバー。「夢を持ち続けろ」との簡潔なメッセージをフランス語による歌唱を交えて発信。意味不明な日本語字幕も飛び出す映画予告編風PVも必見。全英4位、全米10位。
11LIVIN' THING
ピチカートを多用した踊るようなストリングスが印象的なELOらしいポップ・ナンバー。2人の間に情熱が失せたことを歌った別れのラブ・ソングで、邦題は原題とも歌詞の内容とも関連性がない。全英4位、全米13位。
12TELEPHONE LINE
電話の呼び出し音を効果的に用いた傑作バラード。恋人に電話越しで復縁を持ちかける歌詞は、最後にまだ彼女が電話に出ていなかったことが明かされオチが付く。「ドゥーワッ」と歌うコーラスが楽しげだ。全英8位、全米7位。
13ALL OVER THE WORLD
シンフォニック、ハーモニック、エレクトロと、彼ららしい味付けを施した開放的なディスコ・ポップ。ロンドンやパリなど世界的な都市名を挙げていく歌詞に、さりげなく地元の地名も混ぜてあり笑いを誘う。全英11位、全米13位。
14SHOWDOWN
きらびやかさを抑制したストリングスが落ち着いた魅力を醸し出しているファンク・ナンバー。ベース・ラインやシンセ・サウンドなども派手さが抑えられ、楽曲全体に黒っぽい雰囲気が漂っている。全英12位、全米53位。
15MA - MA - MA BELLE
まだ“お勤め”の途中らしい男が早く恋人に会いたいと歌う曲。T.レックスを思わせるブギ・スタイルをよりハードにしたような曲調で、ギター以上にチェロの重厚なリフが目立っているところがELOらしい。全英22位。
16XANADU
オリヴィア・ニュートン・ジョンとの共演で全英1位を記録した曲を2000年に新録。シンセサイザー中心だったオリジナルに対し、こちらはギターをメインにした編曲。壮大さが薄れたぶん、逆にメロディの親しみやすさが拡張されている。
17ROCKARIA!
ロッカリアとはロックとアリアを合成した造語。クラシック好きの女性にロックの魅力を教えようと勇む男の歌だ。オペラとチャック・ベリーを豪快に混在させた遊び心あふれる世界は、まさしくELOの真骨頂。全英9位。
18STRANGE MAGIC
同時期の彼らの作品の中では、かなり派手さが抑えられた部類に入る曲。R&Bの影響が強く感じられるバラードで、メロディの糖度はかなり高め。ストリングスの雰囲気もいつにも増してシルキーだ。全英38位、全米14位。
19ALRIGHT
ギター・サウンドを中心にした力強いロック・ナンバー。ほとんどの楽器をジェフ・リンが手がけているが、バンド以上にバンドらしいアンサンブルとなっているのはさすが。自らに言い聞かせているような歌詞が印象的。
20ROCK 'N' ROLL IS KING
ギター中心のスタイルへと転身した時期に発表したロックンロール賛歌。ロックンロールの歴史に対する敬意が感じられる軽妙な曲調で、ギターだけでなくヴァイオリン・ソロでも楽しませてくれる。全英13位、全米19位。
仕様
初回のみニ方背スリーヴケース
タイアップ
  • 「Mr. Blue Sky」 - ANATV-CMソング
  • 「トワイライト」 - フジテレビ「電車男」オープニングテーマ
封入特典
  • 解説・歌詞・対訳/ジェフ・リン本人によるライナーノーツ
アーティスト
  • E.L.O.(エレクトリック・ライト・オーケストラ)
    1971年結成、英バーミンガム出身のロック・バンド。ジェフ・リンを中心に“弦楽オーケストラをフィーチャーしたロック・バンド”というコンセプトで始動。ビートルズを彷彿とさせるポップ・センスと凝ったアレンジを駆使して、86年の『バランス・オブ・……
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