ガイドコメント
2001年の鮮烈なデビュー曲「ステッパーズ・ディライト」から「黄昏サラウンド」までの全シングルを完全網羅し、さらにメジャー・デビュー以前の「マタ逢ウ日マデ」や新曲も収録したデラックスなベスト・アルバム。
収録曲
[Disc 1]
01STEPPER'S DELIGHT
2001年3月発表のシングル。MC全員で“基本はリズム・キープ”と声を揃える、小気味良い8ビートのトラック。次々に入れ替わるMCのマイク・リレーもスリリングで聴きどころのひとつ。
02雑念エンタテインメント
2001年6月発表のシングル。航空自衛隊航空音楽隊が演奏した「スピニング・ホイール」を下敷きにしたトラックに、さまざまな雑念を交えた、言葉の幅が広いリリックが次々に繰り出される。
03One
2001年10月発表のシングル。アコースティック・ギターなどによるメロウなバックトラックに、“それぞれ”“ひとつ”というフレーズを効果的に盛り込んだRIP屈指の名トラック。サウンド・プロデュースはDJ FUMIYA。
04FUNKASTIC
2002年3月発表のシングル曲。ブラック・ミュージック“FUNK”と“Funtastic”をかけあわせた「FUNKASTIC」をテーマに、RIPの高速ラップが冴える。黒人音楽的なフレーズも各所に盛り込んだパーティ・チューンに仕上がっている。
05楽園ベイベー
2002年6月発表のシングル曲。ヒット・チャートを駆け上り、RIPの名を一躍全国区にしたナンバー。常夏の楽園、さまざまに思い浮かぶ極楽なイメージをラテン風なアレンジなどを交えて、どこまでもゴキゲンな雰囲気を作り出している。
06Tokyo Classic
07BLUE BE-BOP
2002年11月発表のシングル曲。ハイハットの刻みとウッドベースのループ音に、チャイムを用いたメロウなトラック、スピーディなラップが融合した、ジャジィなRIP流の哀愁トラック。各メンバーのマイク・リレーの息もぴったり。
08JOINT
2003年6月発表のシングル曲。おしゃれなラテン風のピアノによるリフからデジタルな高速のリズムへと変化、ドラムンベース風の高揚感あふれるビートにのっかって、“マジやばいくらいいいぜ”と迫るナンバー。
09HOTTER THAN JULY
2003年のアルバム『TIME TO GO』収録。スピーディでエレクトロなビートに、RIP得意のマイク・リレーによる高速ラップが搭載されたナンバー。“I'm Hot!”というリフレインと、ドラムンベース気味のビートが否が応にも熱くさせる。
10Dandelion
2004年3月発表。綿毛をもった種がどこまでも飛んでゆくDandelion=たんぽぽに例えたリリック、サビのポジティヴなフレーズが印象的なナンバー。ベースにクラムボンのmito、オルガンにkyonが参加し、バンドらしいサウンドが聴けるのも魅力。
11GALAXY
2004年7月発表のシングル。ファニーなディスコ・ビートにのって、“Galaxy in the groove”という名の愛の海に溺れてしまう、ダンサブルなナンバー。“無重力リクライニング”などRIP風の愛のボキャブラリーを詰め込んでいる。
12黄昏サラウンド
2004年10月発表のシングル曲。黄昏の落ち着いたひととき。切ない雰囲気をイメージさせる、涼しげなアコースティック・ギターとコンガなどを用い、ゆるやかなグルーヴに仕上げた心地よいナンバー。
13マタ逢ウ日マデ
“鐘を鳴らそう、ありったけ……”という明るく前向きのリリックと、8ビートのリズム・トラックがノリの良い作品。メジャー・デビューとなったシングルに収録された、2000年11月発表作。
14UNDER THE SUN
15MORE&MORE
16STEPPER'S DELIGHT (TRICKY REMIX)
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