ミニ・レビュー
クラブ・シーンで注目を浴びるシンガー、加藤ミリヤの通算4枚目となるシングル。表題曲は96年にヒットしたUAの「情熱」を大胆にサンプリングしたもので、加藤ミリヤのセクシーな歌声を活かしたダンサブルかつソウルフルな仕上がり。
ガイドコメント
ロングセラー「ディア ロンリーガール」に続く待望の4thシングルは、誰もが知るUAの名曲「情熱」を大胆にサンプリングした、異種格闘技戦ともいえる注目作。ミリヤ節の効いたオリジナルも2曲収録。
収録曲
01ジョウネツ
UAの96年の大ヒット曲「情熱」を大胆にサンプリングしてフィーチャー、加藤ミリヤのポップ・センスとがうまく融合したユニークなナンバー。UAの「情熱」がいかに名曲だったかが印象に残る。
02ONE DAY (夜空 Remix) (加藤ミリヤ♥m-flo)
m-floとのコラボレート・ナンバー。彼らのアルバムに収録されてしまうと、ほかのヴォーカリストが個性的なアーティストばかりなため、いささか印象は薄くなってしまうが、こうして独立して聴けばトラックの素晴らしさがわかる。
03My sorrow
80年代初頭のディスコ・サウンドの雰囲気を持ったダンス・チューン。ポップなメロディ・ラインと、シンプルなコード進行で、一度聴いただけですぐに覚えやすいナンバー。リード・トラックとしての資質も持ちえたナンバーだ。
04ジョウネツ (take 2 Remix)
シングル「ジョウネツ」のリミックス。UAの「情熱」をサンプリングしているのはタイトル曲と同じアプローチだが、さらにリズミカルにサンプリングして、オリジナルの持っていたグルーヴ感を破壊した、ある意味アヴァンギャルドなトラック。