bird / bird's nest

ガイドコメント

birdの初のベスト・アルバム。通算5枚のオリジナル・アルバムと20枚のシングルの中から選りすぐりのヒット曲や名曲をコンパイルし、そこに新たな名曲「童神」を加えた全13曲入りの豪華版だ。

チャート

収録曲

01SOULS

大沢伸一が主宰するレーベル“Real Eyes”の第1弾アーティストとして、記念すべきデビューを飾った1stシングル。オーガニックな打ち込みサウンドにのせて、彼女のしなやかなヴォーカルが優しく響きわたるナンバーだ。

02BEATS

まぶしい太陽の温度が感じられるかのような、トロピカルでカラフルなソウル・ナンバー。大沢伸一による精緻なサウンド・プロダクションもますます好調で、パーカッシヴなアレンジが南国気分を盛り上げてくれる。

03童神

元ネーネーズの古謝美佐子による沖縄子守唄「童神(わらびがみ)」を、birdがラヴァーズ・ロック・テイストでカヴァー。元ロッキングタイム森俊也による、ロックステディ風のリズムに乗ったアレンジが出色だ。

04髪をほどいて

キリンジの“ポップス職人”、堀込高樹作曲による極上のスウィート・ソウル・ミュージック。甘く切なく哀愁を帯びたサウンドが、心地よいグルーヴを生み出す。Birdのしっとりとした低音ヴォーカルも聴きどころ。

05フラッシュ

中島美嘉をはじめ、数々のアレンジを手がけるFine Loriが作曲。「大沢時代」のbirdファンにはちょっと物足りない感もあるが、シックな歌声が際立つシンプルな大人のR＆Bは、birdの新境地と言えるだろう。

06空の瞳

トヨタのCMソングに起用されたことでもおなじみの、心弾むゴキゲンなファンキー・チューン。ホーン・セクションを大々的に採り入れたアレンジが、サウンドにコンテンポラリーな広がりをもたらしている。

07GAME

盟友・大沢伸一とのコラボレーションが本格的なケミストリーを引き起こした、通算6枚目となるシングル。ボッサ風のバッキングが、どこかアジアン・リゾート風な雰囲気を醸し出しているナンバーだ。

08flow

大沢伸一の手から離れた新生bird初のシングルは、しっとりとしたボサ・ノヴァのリズムとやわらかなアコースティック・ギターが心地よい。抑え目なしっとりとした歌声に、巣立ちを遂げたbirdの、女性としての成長を見る。

09散歩しよう

山崎まさよしが作曲を担当した、心地よいミディアム・ナンバー。ハーモニカをフィーチャーしたハートウォーミングな演奏や、繊細で美しいコーラス・ワークが秀逸。聴けばあなたもきっと散歩したくなるはず。

10チャンス

アジアン・テイストなギターで始まり、陽気なストリングスが雰囲気を盛り上げてくれる。包容力のあるヴォーカルで、しっかりと“チャンス”を逃がさないように歌うこの曲は、ORIGINAL LOVEの田島貴男による作曲。

11マインドトラベル

アシッド感満点のニクいリズムに心底陶酔させられる。数あるbirdの名曲の中で、間違いなく一番クールでダンサブルな作品。太いギターのカッティングにあわせた、いつになくラフで男っぽい歌声も最高だ。

12ハイビスカス

中島美嘉やhiroといったアーティストへの楽曲提供で知られる松本良喜が作曲を手がけた、アッパーなダンス・チューン。洒脱なダンス・ビートと豪奢なストリングスが、サマー・アヴァンチュールを描いた物語を盛り上げている。

13桜

レゲエのリズムに、エレガントな胡弓の音色の組み合わせが絶品。こだまする深い歌声が描くのは、まさにあのしっとりとした夜桜の世界。大沢伸一のオリジナリティあふれるトラック・メイクが光るロマンティックな作品。

タイアップ

封入特典

アーティスト

bird（SSW）
1975年12月9日生まれ、京都府出身のシンガー・ソングライター／プロデューサー。大学卒業後に大沢伸一に見出され、99年にシングル「SOULS」でデビュー。同年の1stアルバム『bird』は70万枚を突破し、日本ゴールドディスク大賞新人賞を……

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$[インタビュー]　文坂なの \$