ミニ・レビュー
アバド&BPOのマーラーが佳境に入ってきた。この第4番のもつ天上的な明るさと無邪気さ、旋律美がまことに清澄な表現で浮かんでくる。ライヴ特有の残響も得がたい魅力。特に終楽章など精妙で、アバド固有のマーラー解釈の手ごたえが存分に感じられる佳演だ。
ガイドコメント
ベルリン・フィルとのマーラー・チクルス第5弾。アバドの得意とする第4番と、マーラーと関係も深いベルクの初期の歌曲集の組み合わせ。絶頂期を迎えているルネ・フレミングの参加も、ファンには朗報だ。
演奏
クラウディオ・アバド指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ルネ・フレミング(S)