ミニ・レビュー
日本の代表的なシンガーの一人。30年を超える歴史の中から選んだ人気曲をセルフ・カヴァー。新たにアレンジもなされており、原曲とは雰囲気が異なるものも多いが、変わらない歌声が彼女の魅力を再確認させる。後半には三つの新曲も。2005年のアンがわかる。
ガイドコメント
「グッドバイ・マイ・ラブ」「六本木心中」「ラ・セゾン」「リンダ」などの代表的ヒット曲をセルフ・カヴァーし、さらに新曲も収録したベスト企画アルバム。名曲揃いの美味しい1枚だ。
収録曲
01リンダ
02グッド・バイ・マイ・ラブ
後年、歌謡ロックで気を吐くアン・ルイスだが、デビュー当時はアイドルだった。これは1974年リリースのアイドル期の代表曲。古きよき日のアメリカン・ポップスを思わせる佳曲。
03甘い予感
04Woman
05恋のブギ・ウギ・トレイン
06立ちっぱなしのBad Boy
07ラ・セゾン
08あゝ無常
「六本木心中」「天使よ故郷を見よ」と並ぶ、歌謡ロッカー時代の代表曲。この時期、彼女は自らの音楽を「kayo-rock」と呼んだ。ヘヴィでいて疾走感のあるグルーヴは彼女ならではのもの。元ネタは「ワイルドで行こう」。
09IN PLEASURE
10FOUR SEASONS
11六本木心中
12Honey Dripper
13美人薄命
89年のシングル。恋に生きる女のバラード。抱擁力のある豪快なヴォーカルから、タイトルどおり、「美しいものは儚い」というテーマが浮かび上がってくる。激しい歌謡ロックの一方で、こうしたバラードでもアン・ルイス独自の味わいがにじむ。
14天使よ故郷を見よ
15Battlefield
16Truth or Lies (本音と建前 日本男児)
17ガラスの天使