ミニ・レビュー
タイトルからもわかるように4枚目のアルバム。ヴォーカリストとして個性があるほどマンネリズムに陥りがちに思えるが、それを打破せんと感じさせる(1)が、まずいい感じ。他の曲もバラエティに富んでいて、(4)の古内東子の詞もうまく消化している。
ガイドコメント
CHEMISTRYの、およそ1年9ヶ月ぶりとなる渾身のオリジナル4thアルバム。これまでに培った経験や想いをもとに、“今の自分たち”と真剣に向かいあった作品で、アップからバラードまで、多彩な仕上がりとなっている。
収録曲
01Here I am
02キミがいる
03Two As One (CHEMISTRY×Crystal Kay)
04nothing
05Wings of Words
06伝説の草原
07涙のあと
忘れかけていた心の隅にあった感情を、揺さぶるような切ないメロディが特色のミディアム・ナンバー。ただセンチメンタルに落とし込めるだけでなく、微かなポジティヴさを乗せた楽曲構成が、曲を彩り飾っている。
08almost in love
09Grind For Me
10Long Long Way
サントリー・ウイスキー「角瓶」のイメージ・ソング。琥珀色に染まったグラスを片手に若き日を回想する……。そんなシーンを描いた曲だが、フックやコーラスで味付けするなど、単なる懐古ソングにしていないのが○。
11believin'
12Dance With Me (feat.GAKU-MC)
13for...