ミニ・レビュー
近年、学校ではすっかり卒業式の歌として定着した「旅立ちの日に」を筆頭に、アニメ・ソングなど誰もが知っている歌をフィーチャーした岡本知高のアルバム。陶然とするほど美しい声でゆったりと歌われたカッチーニの「アヴェ・マリア」をぜひ多くの人に聴いてほしい。
ガイドコメント
ソプラニスタという声質を、世に広く知らしめた岡本知高の3作目。岡本の声の魅力を存分に味わえるような、考え抜かれたオペラ・アリアと、日本の歌とをバランスよく配置し、広い層に訴えかけるアルバムとなった。
収録曲
[Disc 1]
01旅立ちの日に
02映画「天空の城ラピュタ」〜君をのせて
03芭蕉布
04おばあちゃんの話
05さびしいカシの木
06劇場版「ポケット・モンスター〜ミュウツーの逆襲」〜風といっしょに
07春夏秋冬
08赤いやねの家
09映画「紅の豚」〜時には昔の話を
10空へ
11「レクイエム」〜ピエ・イエズ (ロイド・ウェッバー)
12アヴェ・マリア (カッチーニ)
13歌劇「ジュリアス・シーザー」〜この胸に息のある限り (ヘンデル)
14歌劇「マノン・レスコー」〜華やかに着飾っても (プッチーニ)
15歌劇「トゥーランドット」〜お聞き下さい、王子様 (プッチーニ)
16歌劇「トゥーランドット」〜氷のような姫君の心も (プッチーニ)
17旅立ちの日に (合唱バージョン)
[Disc 2]
01愛燦燦
02ミュージカル「キャッツ」〜メモリー
03旅立ちの日に (instrumental)