ガイドコメント
結成10周年を記念した2005年発表のベスト・アルバム。これまでのすべての楽曲の中から10万件を超えるファン投票によってセレクト。レコード会社の垣根を越えたベスト・オブ・ベスト的な1枚だ。
収録曲
01MY SELF
02ヒマワリ
SOPHIAの記念すべき1stシングル。初々しいが、切なさと明るさを絶妙に持ち合わせるバランス感覚はこの時点で顕著。SOPHIAのライヴにひまわりの花を持っていくのがお約束になったのは、この曲がキッカケ。
03little cloud
ヴォーカル松岡充が作詞作曲を手がけた4thシングル。イントロでゲーム音楽のようなキーボード音が響くが、サビ以降は純然たるポップ・サウンドに化ける。『ぐるぐるナインティナイン』のエンディング・テーマ。
04My only season
05街 (Single version)
06蜘蛛と蝙蝠
07坂道
08航海
09黒いブーツ〜oh my friend〜
一度きりの人生のなかで、いろいろな人との出会いや別れがある。どこか懐かしい気持ちになるのは、規則正しいリズムがレトロな雰囲気を漂わせているからだろう。いい感じに力が抜けた松岡のヴォーカルにも注目してほしい。
10ミサイル
曲・詞ともにエロティックな仕上がりの12thシングル。疾走感あふれるメロディに、ロックンロール色を前面に押し出したアレンジが非常にかっこいい。この怪しい魅力は、リリース同年の化粧品CMにはまっている。
11happy end
アルバム『進化論』収録曲だが、ベスト盤の一曲としてチョイスされている隠れた名曲。穏やかなビートを刻むドラムス、印象的な音階を繰り返すピアノ、柔らかい音色のアコギが、切ないメロディを引き立てている。
12Thank you
彼らの17thシングルは、“ありがとう”という気持ちを、しっとりと歌い上げたバラード。ひとまわりスケールの大きくなったSOPHIAを歌詞から感じられる。ヴォーカル松岡の入籍前にこのリリースはニクい。
13-僕はここにいる-
初期SOPHIAの勢いを感じる22thシングル曲。歌詞にある“あの壁を越えて ここまで来たんだ”という一文を具現化したような、突き抜けた音が鳴っている。アニメ『カレイドスター』のエンディング・テーマ。
14夢
15情熱のプライド
16青い季節
聴くと海へ駆け出して行きたくなるような疾走感・爽快感にあふれる、夏にふさわしい一曲。空や海に通じる“青”にこだわって作られた歌詞と、高揚感を高めるメロディが、耳によりいっそうの心地良さを与えてくれる。